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雪とカチューシャ 思春期の姫子さん
文治さんは自分のことよりも家族が幸せであることを願うような人なので、姫子の意志を尊重していて、大人になって自分と違う人を選んでも構わないとも思っていると思う。いつ死ぬかわからない軍人さんですし。
つい頬に口づけしてしまった姫子に「ああいうことは大切な人のために取っておいたほうが良いのではありませんか?」と優しくいう文治さん。それに対しての姫子の文治さんへの答え、文治さんも姫子の自分への一途な思いと大人として成長途中の姫子さんに気づかされます。お兄さんとして弟たちに接してきたように今まで姫子の成長を見守ってきた文治さんがいつ大人の女性として見るときがくるのでしょうか?
姫子さんの成長を文治さんとともに見守りたいと思うます。
歴史上、大変な時代でシベリア出兵が近いですが2人が幸せになれますように。カチューシャの唄が切ないです。
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