5.0
ほほえましい🥰
転生モノはいままでもたくさん読んできましたが、一番好きです。絵が美しく、衣装も繊細でドレスの柄や甲冑、メイドと主人の関係に至るまで世界観が作り込まれていて高級感がありますし安心して読むことができます。
ビアンカはじめ、登場人物ひとりひとりの心理描写がとても丁寧です。ただの身勝手で浪費家なビアンカは、実は時代に翻弄された愛情に飢えた心の持ち主であり、ビアンカの人としての強さや、信頼した人への責任感ある態度が周りを時間をかけてひきつけていく様子がわかります。
ザカリーは、無口で不器用なだけで、本来はとても繊細で愛情深く、一途であるというのが焦らすように少ーしずつ明らかにされていきます。
最初のイメージとのギャップで、どんどんハマってしまいました。現在、ラホズへ到着するまでの道中まで読みましたが、ついにザカリーとビアンカがお互いを明らかに恋愛対象として見ていること、拒否するつもりがないことのを知ることになります。
こうなったらもう二人を隔てるものはないはず!
不器用な二人なのでしばらくはモジモジするでしょうが、それもまた一興(笑)これからの展開が楽しみです😆
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結婚商売