3.0
被害者意識が強すぎる
離婚経験者です。男性です。
私自身に落ち度はなく、慰謝料も発生していません。ただ、親権は取れませんでした。
あまりにも女性側の視点に偏った漫画だと思いました。たしかにこの漫画に出てくる夫は良くない点が多く問題があると思います。(今時の男性は家事もしますし、こんな奴はもう実在しませんが)しかし、最近はただ「価値観が合わない」程度で離婚を考える女性も多いと感じます。自分が耐えられなくなると相手の説得にも耳を貸さず、関係修復に尽力しない、少なくとも私はそういう方を見てきました。三船美佳が離婚したあたりから「モラハラ」という言葉がよく取り上げられるようになり、この漫画のような事象に関して、あまりにも過敏に反応する社会になってしまっているような気がします。
この漫画でも少し触れられていますが、お子さんからお婆ちゃんを奪うことにもなり、それは子どもにとって良いことかどうかは、子どもが感じることであって、決して母親が決めることではありません。この子は離婚したおかげで幸せに育ったなどと考えることは、母親のエゴであり、勘違いしないで欲しいと感じました。
レビューに批判の声もあるとは思いますが、離婚は女性側に悲劇が多いと感じさせる内容でしたので、あげさせてもらいました。
離婚によって子どもと接する時間を奪われる悲しみは、男女平等であり、歩みよる努力をもう少し取り上げるべき作品であると感じました。
この主人公は決して悲劇のヒロインではありません。
- 8
離婚まで100日のプリン マンガでわかる 決別or再構築、どうしよう?