ニシキ鯉さんの投稿一覧

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1 - 6件目/全6件
  1. 評価:4.000 4.0

    切り口斬新なチート系、初期利率にご注意。

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    「だったらせめて…僕が今まで貸した魔力…耳そろえて返しやがれぇ!!」
    出だしのこのセリフに主人公の怒りと怨念が詰まっている漫画。

    5年間もの間、言われるがままにパーティに貸し続けてきた魔力を強制徴収し、
    自分は急成長・元仲間らは凋落していく。ざまぁ系ではありますが、
    借りたものはちゃんと返せばよかったよねという正道な話なので
    ご都合主義感はあまり感じません。

    ただ、タイトルにある通りの目玉の「リボ払い」を、
    リボ払いの概念がほとんどない世界にて、現実世界ベースで法外な利率で、
    おまけにスキル使用者の都合で告知なく押し付けるのは
    さすがに可哀想な気もしたり。リボ払いは怖い、という啓発でしょうか…?

    逆恨みをうまくかわして利率を上げることに成功する場面があるのですが、
    「そのタイミングまでは分割払い、反省が見えないのでペナルティとしてリボ払いに変更」
    くらいマイルドでも十分懲らしめられた感。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    惹かれるアイドルの魅力満載。

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    アニメから原作へと入った口で、瞬く間にのめり込める作品でした。
    アイドルという世界に蔓延る小ネタ、一般常識とはかけ離れた「常識」に
    鋭く切り込んでいくのが痛快です。

    …個人的には堂々の☆5を付けたいのですが、懸念事項がひとつだけ。
    基本的には各章ともアイドルたちの闇を暴くような形式のうえ、
    特異な生い立ちの双子の主人公たちが神に導かれるように復讐に駆られる展開。
    衝撃の事前情報をネット等で多少手にしていたため免疫がありましたが、
    いきなり読み始めていたら「なんでこんな救われない話にもっていくのか…」と
    ショックが大きすぎて購読を途中リタイアしていたかもしれません。

    他のアイドル漫画とは一線を画す作品なので、万人にオススメ、とは言い難いかも。
    クオリティは素晴らしいので、向き不向きの問題かと思われます。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    痛快お転婆お嬢様!

    悪役令嬢系の先駆けとなったとも言われる、この作品。
    とりわけ周囲が逸材ぞろいのなか剣も魔法も頭脳も実力がまるで足りなくて、
    それでもめげずに明るく、それこそ周囲を振り回しながら暴走して突っ走る。

    破滅を防ぎたいがゆえに空回り、頓珍漢なことばかりしでかすけれど、
    周囲が抱える悩み・不安には絶妙なクリティカルヒットをして絆が深まる。
    誰が不幸になる、誰がツケを払わされる…といったこととは無縁で、
    カタリナを中心とした大団円ルート(と本人は思っているが実態はそれ以上に…)を
    非常に楽しく読み進めることができます!


    …念のための注意点がひとつ。参照元の乙女ゲームに準じ、カタリナのスペック自体は極端に低め。
    カタリナの根幹は良くも悪くも「周囲とは一線を画す考え方で人々を魅了する」ことに尽きます。
    魅了された仲間がその想いから最高のチカラを発揮して局面を打開する、
    あるいは敵そのものをなし崩し的に味方にしてしまうというのが事件解決の王道になっています。
    カタリナが窮鼠猫を噛むで必死になった結果敵を倒すとかのドラマは冗談抜きに皆無で、
    話が進んで、カタリナ命の頼もしい味方が増えるほど「闘争を丸投げしてあっさり事件が片付いた」
    ということが多くなります。あっさりとした戦闘描写等が合わない…という読者は出てくるかも。

    • 13
  4. 評価:4.000 4.0

    ドタバタホームコメディ、ときどき任務。

    アニメからハマって漫画も読み出しました。
    互いの素性を隠しつつ偽りの家族として集まった父と母と子が、
    徐々に絆を深めていくのがとても面白いです。
    そのほかの登場人物たちも、誰もかれも曲者ぞろい。

    あくまで娘アーニャの学園生活を中心としたドタバタホームコメディが主体で、
    スパイや殺し屋としての活動がそれほど血生臭く描写されることはありません。
    日常からちょっとはみ出た非日常として、アクロバティックな活動・活躍がひとつまみ。
    シリアスな駆け引きの連続をストイックに欲する人にとっては物足りないと感じるかも。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    いつもいつでもマイペースな、つば九郎

    歯に衣着せない発言を連発して周りを振り回すつば九郎が笑いを誘います。
    現実のつば九郎の無茶ぶりを知っているとなお良し。
    野球ネタに詳しいとさらによく楽しめます。

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  6. 評価:4.000 4.0

    からかい皆伝の(元)高木さん

    人をからかい続けるというのは案外難しくて、中途半端だと反撃を食らうし、
    やりすぎて相手の心を折るのはただの苛めや犯罪。
    高木さんはその塩梅が絶妙だったからこそ、「悔しいけどなんか憎めない」という感情を相手にもたらし、
    結果として(元)高木さんになったわけです。

    その考えは昔も今も変わらず、なんなら子供にも受け継いではっちゃけ続ける。
    相変わらずやり込められてばかりだけれど、やっぱり惚れた弱みで苦笑いするお父さん。
    たまには小さな反撃を食らって内心あたふたするところ含めて、とても和やかで理想的な家庭だと思います。

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