1.0
無印もZもGTもキマグレで「破壊」します
不朽の名作、ドラゴンボール。
DB、DBZまで大人気のまま一度フィナーレを迎えました。
暫く経って産声を上げたドラゴンボールGT。
たしかに、幼稚なネタ要素もあって賛否両論ではありました。
それでも、少なくとも原作の世界観や背景を愛する心と悟空たちのカッコよさは色褪せなかった。
万能に思われていたドラゴンボールの使い過ぎで手痛いしっぺ返しを受ける、
というコンセプトもなかなか考えられたものでした。
…そこへきて、このドラゴンボール超。
鳥山明氏が直接関与したと大々的に謳っていながら、どうしてこうなった。
DBZどころか少年遍の悟空の方がよほど迫力あるバトルをしていたし、
DBZおよびGTにまるで歴史をつなげようとしない矛盾点や新しい強化法を引っ提げる。
超が正史になると、300年以上前に界王様はビルスの強さを見せつけられておきながら
何万分の1、何億分の1の強さしかないフリーザたちに顔面蒼白になっていたことになるんですが…。
もちろんこの矛盾は、数えきれない数多の矛盾の中の1つにすぎません。
せめて日常回が面白いか、敵が魅力的かといえば全くそんなことはない。
グラフィックだけは時代の流れでよくなりましたが…結局は作画が台無しにしています。
幸いなことに、これでもアニメ版よりはだいぶマシ。
元々動きがないぶん、粗が多少は緩和されるので…。
アニメ版の、界王星での悟空とビルスの初戦闘とか、それはもう酷い。
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ドラゴンボール超