5.0
心が痛くなります
心がえぐられて放心状態になるくらい衝撃的な描写です。身勝手な母親に振り回されて可哀想な人生を、送る主人公も、自分の足で自分の人生を切り開きました。どんなにひどいことをされても、親を信じたかったという純粋な気持ちが、願いとなりそれを軸にストーリーは進みます。最後のシーンは、泣いてしまいました。人間誰もが、思い通りに生きられない葛藤と戦っているのではないでしょうか。痴呆になってしまった母の言葉が、せめてもの救いでした。人間ってなんてちっぽけで、脆くて儚いんでしょうね。
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愛をこうひと