5.0
自分のことのよう
まず、作者に感謝したいです。
この様な作品を世に出してくれてありがとうございました。
はじめはWEBで短編的に掲載されているものに目が止まりました。
これまで仕事でキャリアを積んで妊娠出産とコロナと退職が同時に訪れ、その後の人生が激変した自分にとって、この作品に描かれている登場人物の心の葛藤、諦めと絶望感、納得いかない怒りはまさしく自分自身に重なりました。
ずっと言葉にできなかった想いを劇画として表出してくださり、読んでいてそれこそ心が燃え上がるようでした。
一筋縄ではいかないことも分かってる、だからこそ行動する気になれなかったり、この枠の中でどうにか最善を尽くせばいいやと思ったりもしてしまっていましたが、描かれている通り、気づいてしまったら後戻りはできないし、気づいた時点で既に変われはじめているのかもしれないと思えて自信のようなものが湧いてきました。
激変にはならないかもしれない、でも、私が感じていること、気づいていることを無かったことには決してしまい、と改めて心に誓いました。
とても勇気をもらいました。
私の仕事も表現者です。ツルリンゴスター先生のように、誰かに勇気を与える仕事をしたい、と強く感銘を受けました。
本当にどうもありがとうございました。
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君の心に火がついて