5.0
伯爵と愛馬ノアがかっこよすぎて何度も読み返してる回のひとつですが、23話が出てみると、放牧地の視察がビアンカの伯爵に対する見方のターニングポイントだったなあと思わずにいられません。
イボンヌの語りではこの日の晩が2人の変わるキッカケとされていますが、長年「私を嫌っている、10歳上のデカくて怖い政略結婚相手」という見方しかできなかった伯爵が生き生きと活動している姿を初めて見たわけですよね。
自分が生き延びるためにはこの男との間に男子を産むか、アルノー領に自分が貢献しなければいけないがまだ何も達成できていないと気を張っている自分に比べて、その姿のなんと眩しいこと。馬の重要性に気づき、乗馬を習いたいと言わなかったら、この先の話は無いわけで…そう考えるとノアも偉い(笑)
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