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う〜ん、誤解を招きやすい
全ての働く子持ちを非難してるわけではないというのは何話か読んでいてわかりましたが非常に誤解を招きやすい視点だと思いました。
ありがちですが妊娠・出産・子育ては経験しないとまるで重みがわかりません。
当の私も現在は育休明けいわゆるワーママですが、元々出張なども多い業種で自身もバリバリ働きたいと思っていたため、正直子育てや専業主婦よりも当時の状況は大変だと思っていました。(本当にすみません。)復帰後は子育てしながらの仕事は当然大変ですが、家にほぼひきこもって子供を育てていく過酷さ(純粋に体力勝負、マタニティブルー、産後の腰痛・不調、寝不足、自分の時間の持てなさ、社会からの孤立、不安など)を思い知らされました。(当然我が子の成長は嬉しく貴重な時期でもありましたが。)小池百合子さんが育休を育業と変えてくれたように決して育休は【休み】ではありません。論点がズレましたが、こうした出産・育児には当然社会の助けが必要です。産休・育休は本当に必要なことです。自分の子供なのだから自己責任、と言われてしまえばそこまでですが子供の存在は社会にも必ず必要です。(私達が上の代の年金を稼ぐように、国債の担保(増税などの対象)となるように。)この漫画のように少なからずそうした制度を利用して悪さ?をする方もいらっしゃるのかもしれません。ただこうした社会制度が未だに取りづらい、理解が得られにくい中で更に煽るような、誤解を与えるような内容はいかがなものかと思いました…。そもそも保育園が通らないから育休を伸ばす、などの待機児童が存在するのは先進国で日本くらいです…。国が負担してくれる部分も承知ですが少子高齢化を問題視する中で待機児童や出産費用が保険対象外など今の不景気の時代にはハードルが高すぎます。経済的に不安な人はそれで諦めてしまう、もしくは先延ばすでこれまた高齢出産、不妊治療などとハードモードになるわけです。話が逸れに逸れましたが、育児制度の悪用があるのだとしたらそうさせるような社会があります。日本社会がまだ働く妊婦や子育て労働者に慣れていないのだと思います。働く妊婦の話題に触れていただけるなら悪者扱いだけでなく、もう少し多面的な視点にも触れていただきたかったです。(ここに求めずでは読むなって話でしょうが)結局、性別に関わらずみなさんが育休取得・子育てしやすく、生きやすい社会になって欲しいものですね。
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妊娠してすみません