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個性的なタッチの画ですが、シンプルな台詞回しと展開ながら、どれもとても心の深いところに染みこんでくる不思議な物語です。
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個性的なタッチの画ですが、シンプルな台詞回しと展開ながら、どれもとても心の深いところに染みこんでくる不思議な物語です。
とてもおもしろい。主人公が淡々としているけど、友人が代わりに感情豊かでバランスがとれています。めでたしめでたしになったり、どっちかというとならないストーリーも多くあって、余計に続きが気になります。
ものすごくよかった。高校の時、クラスにのあのように、異次元の存在なのではという感じの友人がいて、私が勝手に美化して、振り回してしまったことを、改めて思い返すくらい身に染みる内容でした。
絵の成長ぶりがすごいです。もともと話はとてもオリジナリティがあってすごいですが、特に人魚の脚の描き方が、ほかの作家さんよりすごく肉厚な感じが出ていました。チェンソーマン好きの子どもに読ませようかと思っていましたが、内容は小学生にはまだ早そうな気がする回があったのでやめました。
秀逸な台詞まわしで、さすがいくえみ先生!と改めて思いました。絵柄はその時代な感じだったけど、仕草やテンポは今の作品以上に描写が素晴らしかったです。
普段表に出てくることのない話題をマンガにしていただいて、見識が広がります。画がほのぼの系なので、そこまでグロくなく、でもリアリティに富んだ内容で、題材的に言っていいかわかりませんが面白いです。
あの時選択した行動が、未来をどう分けるのか。感情の描写と、リアリティのある物語にひとつまみのファンタジーが、さすが藤本先生です。
マンガなのに映画を観たくらい、胸いっぱい、お腹いっぱいになる作品でした。視点がほとんど常に主人公で構成されているけども、全然飽きがこない。映画ってそもそも編集(あたりまえだけど)されたもので、削ぎ落としていった先に美しいもの、またはおどろおどろしくても制作者が見せたいものが形になったものなんだなと、考えさせられました。時折別アングルから現実を挟み込んできて、でも、それすらももしや...と思わせる、画面越しとの切替がとても秀逸でした。
原作とテーマゆえか、ひとつの映画を見終わったような、とても心に染み入る作品でした。不遇の時代を何度も乗り越え、主人公の芯の強さや、主人公を支える暖かな家族に救いがあります。中国残留孤児について、文字しか知りませんでしたが、一人一人にこういった出来事があると思うと、いたたまれない思いを抱きました。
一回り近く上の夫とは熟年離婚一歩手前の関係からの、一回り以上年下さわやかワケあり青年への揺れる思い、振れ幅すごいけど、絶妙な描写で続きが気になります。
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