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昔、梶原先生の「愛と誠」を読んでハマって、こちらの作品も気になり読みました。時代的なものもあるでしょうが、令和に読んでも旧く、新しく、漫画で伝えたいことが熱く描かれています。
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25050位 ?
昔、梶原先生の「愛と誠」を読んでハマって、こちらの作品も気になり読みました。時代的なものもあるでしょうが、令和に読んでも旧く、新しく、漫画で伝えたいことが熱く描かれています。
テーマがそうだからか、他の小川先生の作品に出てくるような時々ガチャガチャした展開はなく、落ち着いた、切なくなるお話です。最初と最後がちゃんと繋がっているところに救いがありました。
個性的なタッチの画ですが、シンプルな台詞回しと展開ながら、どれもとても心の深いところに染みこんでくる不思議な物語です。
とてもおもしろい。主人公が淡々としているけど、友人が代わりに感情豊かでバランスがとれています。めでたしめでたしになったり、どっちかというとならないストーリーも多くあって、余計に続きが気になります。
ものすごくよかった。高校の時、クラスにのあのように、異次元の存在なのではという感じの友人がいて、私が勝手に美化して、振り回してしまったことを、改めて思い返すくらい身に染みる内容でした。
絵の成長ぶりがすごいです。もともと話はとてもオリジナリティがあってすごいですが、特に人魚の脚の描き方が、ほかの作家さんよりすごく肉厚な感じが出ていました。チェンソーマン好きの子どもに読ませようかと思っていましたが、内容は小学生にはまだ早そうな気がする回があったのでやめました。
秀逸な台詞まわしで、さすがいくえみ先生!と改めて思いました。絵柄はその時代な感じだったけど、仕草やテンポは今の作品以上に描写が素晴らしかったです。
普段表に出てくることのない話題をマンガにしていただいて、見識が広がります。画がほのぼの系なので、そこまでグロくなく、でもリアリティに富んだ内容で、題材的に言っていいかわかりませんが面白いです。
あの時選択した行動が、未来をどう分けるのか。感情の描写と、リアリティのある物語にひとつまみのファンタジーが、さすが藤本先生です。
マンガなのに映画を観たくらい、胸いっぱい、お腹いっぱいになる作品でした。視点がほとんど常に主人公で構成されているけども、全然飽きがこない。映画ってそもそも編集(あたりまえだけど)されたもので、削ぎ落としていった先に美しいもの、またはおどろおどろしくても制作者が見せたいものが形になったものなんだなと、考えさせられました。時折別アングルから現実を挟み込んできて、でも、それすらももしや...と思わせる、画面越しとの切替がとても秀逸でした。
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おとこ道 悪童編