4.0
契約婚…フリですよね?
某国の皇女、エリザベータは、亡き弟である最後の皇帝アンドレイとの約束を果たすため、なんとしても生き残る決意をします。
その為に、後継を作る事を命じられていた敵国の大公、レゼットとの契約結婚に臨む、という始まりです。
現代のド庶民である自分には、高貴な方の結婚事情というものには詳しくなく、ましてや政略のための結びつきなんて言われてもはて???としか言いようがないのですが、これまでいくつものこの手の漫画を読み漁ってきて言えることは、
「契約結婚なんて言うたかてアンタ、ひと月もすれば溺愛になるやんけ」
です。
契約とか言いながら、本当にすぐデレますよね特に男の方…最後までビジネスライクに徹したカップル、見たことないんですけど。アレですかね、これは契約!愛はない!っての、なんかのフリですかね?もはや押すなよ?押すなよ?な某お笑いトリオの残像まで見えてきます。
この話のエリザベータとレゼットも、初見の頃は相手を窺い、本音を隠し駆け引きをし、手探りで関係を進めていくんですけど、いつかラブラブになるとは分かっていても、初めの頃の冷ややかさや素っ気のなさには辛いものがある。
そこを乗り越えて本物の夫婦になる、ってとこが、この手の契約婚モノの醍醐味なのかもしれません。
まだ読み始めですが、パーティーバージョンのレゼットのオールバックも良いですが、寝室バージョンの髪を下ろしたとかの方がセクシーで個人的にはこっちが好きです。
エリザベータも、芯は強いもののふんわり美女で、たまに胸の谷間チラリズムなとこは同性でもふぉぉたまらん!となります。かわゆい。レゼットもそうだろうと思います。無骨な軍人なので表情筋はあまり生きてなくてあまり雄弁に気持ちは語ってくれませんが、谷間には弱いはず。てか、弱くあってくれ。
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これはあくまで契約結婚