5.0
恋の話だけでなく生死の話まで
歴史的事実をしっかりと押さえてあり、違和感なく夢中で最後まで読みました。いくつかのエピソードが祖父母達のことと重なり、色々と考えずにはいられなくなり、最後は涙が止まらなくなりました。
読み終わってからは、戦後80年について今まで以上に深く考える日々です。ちょっと考えさせられました。
切ない恋のはなしだと思って読み始めましたが、良い意味でずーんと心の奥に残る、少し悲しくもあり、苦い想いも残しつつも希望も見えるそんな作品でした。
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空と海のあいだ