5.0
ヒューマンドラマ
こんなあの世だったら、怖くないかなー。
生前の行いに応じて、行き場が決まるという従来の来世イメージが、ガラッと変わってます。
あの世が役所というのは、すごい発想ですね。
淡々と手続きが進んでいく中で、登場人物の人生が語られるけれど、最終的にどうなるというところまでは進まない。
あとは読者の想像に任されるのが好きな部分です。
ちょっとドライな観点のヒューマンドラマだと思います
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47723位 ?
こんなあの世だったら、怖くないかなー。
生前の行いに応じて、行き場が決まるという従来の来世イメージが、ガラッと変わってます。
あの世が役所というのは、すごい発想ですね。
淡々と手続きが進んでいく中で、登場人物の人生が語られるけれど、最終的にどうなるというところまでは進まない。
あとは読者の想像に任されるのが好きな部分です。
ちょっとドライな観点のヒューマンドラマだと思います
産科医を扱った本作は、ドラマ原作でもあって、出産にまつわる生む側の視点と、赤ちゃんを取り上げる側の視点が、バランスよく描かれていると思いました。
自分自身も分娩時に危険な状態になった事があるので、帝王切開に至るまでの描写にはリアリティを感じました。
出産は命がけ。それは立ち会う医師や助産師も同じ事。描写を通じて疑似体験できます
このテーマを扱った作品は他にもありますが、こちらはドキュメント形式です
一話が前後編に分かれていて、内容は一つの事件のまとめといった印象でした
劇画調で、事件のあらましを簡単に追いかける分には分かりやすいですが、心理的な掘り下げはあまり無くて、あっさりした読み感です。
生体移植をメインテーマに、謎解き要素も加えた作品。
グロ要素もありますが、ストーリー上必要な描写に徹してあって、絵も綺麗なせいか、読みやすいです。個人差はあると思います。
更生が期待できない悪人の臓器を摘出して、生体移植に希望をかける重病人へ分配する、言わば闇の医業を手がけるのが、主人公の少女です。
彼女自身が臓器移植にまつわる謎を抱えていて、しかも命の危機もあるという。
命を巡る重厚な物語です。
命についての是非を、正面から取り扱った作品です。
主人公の苦悩、彼に関わる確定囚達、そしてもう1人の主人公とも言うべき若い極刑囚。
命を挟んで向かい合う彼らから、いろいろな事が伝わってきます
刑罰とはいえ、人の命を奪ってよいのか、考えさせられる作品です
ストーリーは、もし人類の立場が大きく変わって、弱体化されたら⁉︎
という感じです。
描写はグロですが、絵は綺麗ですね
21話まで読んだ時点では、国家絡みの陰謀らしいという事、冒頭で触れられた異常気象に関わる事、まで判っています。
今後どうなるか?
ちょっと既視感がある点、展開がやや遅い点、国家絡みにしては施設の中が規律緩かったり、その辺りが個人的には気になります
何ともダメ男ばかりが出てきて、なるほど図鑑だなあ、と。
語り手の女性陣が、いろいろダメ出ししたり、やり込めたりと、さくさくお話が続くので、軽い読書タイムにいい感じ。
何となく、水戸黄門みたいな(笑)
個人的に、題材の故人のファンだったので、読んでいて胸が痛くなる内容でした。
ニュースを知って、すぐには信じられなかったショックを思い出しました。
著者の方の、当時の衝撃や悲しみ、心の区切りがつくまで、全話を通じて伝わります。
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死役所