イネス怖い。怒り心頭なのはわかるけれども。カッセルを愛しているから裏切られた事への怒りだよね。
でも怒りは解決できないし、うまくいかないんですよね。
読者としては2人の幸せな物語がみたいのだけれども。
でも、すれ違いの怒りは現実でも起こるよね。
そこが他の物語と違うところなんだよな。って考えさせられる。先の展開が読めるような取ってつけたようなありきたりのすれ違いを描いた他の作品とは違う。グダグダ感の無いリアルな感情のやり取り。これこそがこの作品の凄さだとも言える。
何度も人生をやり直している所で、これはすでに漫画だからこその展開だ、とも思うけど、
カッセルが何かの記憶に気がついてからは2人の間に流れているのはリアルな感情のやりしか無い。とても読み応えがある。もう一度初めから読み直そう。
-
4
この結婚はどうせうまくいかない
120話
第110話