5.0
貧乏伯爵家のベルの家にアーヴェント家の晩餐会に呼ばれ、ベルにとっては一張羅のドレスを来て来たつもりだったが、皆さんの衣装に圧倒されるベル、急に華やかなドレスに着替えさせられお化粧も普段することもないのに塗りたくられて一生見ることも無いような輝くティアラを載せられて
アレン様の婚約者のフリをして下さいと言われて慌てふためくベル、初めて会うアレンは冷たさを感じさせる男性であった
ベルはアレンとその日何とか婚約披露を挙げることが出来た
ベルの人を大切にする心が周りの使用人達の心を掴んでいく、分からないことは分からないと正直に聞き人前に出てもアレンに迷惑をかけない様に様々なマナーや仕草を学んで行く
ソフィアはアレンと結婚したベルに恥をかかせるべくお茶会に呼ぶソフィアが嫌みを言ってもベルはありがとうございますと好意に取る
嫌みが伝わらないベルに疲れたソフィアは気分が優れないので今日はお開きに致しますと途中で取りやめとなった
自分からアレンにお菓子を差し上げてもお礼の文も来ないとボヤいていたが、ベルが作ったお菓子は食べていた
両親から愛されなく孤独な幼少期を過ごしたアレンだけど、ベルに少しずつ心を開き始めている
クジで決まった婚約ではあったが、相手がベルで良かったと思う
これからアレンはベルに対して溺愛になるんだろうね
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