4.0
いい!
和華は希望の図書館司書になれ、毎日が充実していた。ある日谷崎潤一郎の痴人の愛を借りに来た男性がいて、探すも中々見つからず、よくよく見てみると本の中に挟まっていた。返却期限や時間等説明していると、目深に被った帽子を取り、よく見てみると高校時代の同級生忍だった。研究員をしており、地元に戻って来たのだった。
高校時代和華は谷崎潤一郎の痴人の愛を読んでいて、本を落とし拾ってくれたと思った瞬間、和華は忍にキスをされていた事を思い出すのだった
忍に住む場所を探したいから不動産屋を教えてと言われ、同じ高校の同級生の店を紹介する。和華が御手洗に行っている間に物件を決めたようで、和華に見せて、同居しないかと打診すると、初めは断ったが、沢山の本に囲まれながら生活出来るよと言われ、ゆくゆくは両親が海外に移住こともあり、今住んでいる家を売りたいのも本音だった
引越し後、和華は忍に事細かく本の入れ方を教えていたら、本が落ち和華が拾おうとすると忍が先に拾い、またしても和華にキスをした忍だった。
こんな簡単に男女が同居するには少し無理があるけど、この先どうなっていくか楽しみ!
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痴情の接吻