5.0
わたなべ先生好き
わたなべ先生好きで読み始めましたが、あらすじ以上の展開です。八重子は大学生だが、友達もおらず、お昼もトイレで1人で食べる寂しい女子。
自分なら雑菌がーとか気になるので、公園で1人で食べるかなぁ。数合わせや引き立て役に八重子は合コンに呼ばれる。1次会で帰ってくれたらいいからと、帰り道ボーッとしていて、車とぶつかってしまい、その時に彼氏が欲しいもっと充実した
生活を送りたかったと神様にお願いしたら、神様から6か月の赤子を授ける、その子はお前自身だ
上手く育てられると人生も変わると言われ、既に赤ちゃんを抱いていた。泣き出していきなり牛乳を飲ましたり、ゲップをさせなかったりして、あたふたしていたら、憧れの掛が通りがかりあんた何してんだ牛乳なんか飲ましてと、テキパキとヤエの世話をするのだった。掛には年の離れた弟妹が居たため育児はお手のものだった。睡眠時間が削られ、ミルク、おしめを替えたりと怒涛の毎日で、分からないことは掛が色々教えてくれた。
ある日鏡を見ると以前からは想像出来ないくらい
少し綺麗になっていた。息抜きに掛が八重子とヤエを児童館に連れて行ってくれた。八重子はコミュ力不足の為、ガチガチに緊張していたが、次第に他のママさん達とも話せるようになり、帰り際
に知り合った子供達の名前を全て覚えていて1人1人子供の名前を言いながら有難うねと感謝して別れた。ママさん達は名前全部覚えたんだすごいねと驚いていた。
ヤエが高熱を出し入院することになった時には、私が小さい頃は入院なんかしたことなかったのに
育て方が悪いからだと自分自身を責めていたけど何が起こるか分からないのが赤ちゃんだと思うから、八重子も落ち込まず、責めないでほしい。
育児がとてもリアルに描かれていてわたなべ先生
ご自身の体験も入っているのかなと思いました。
すくすくヤエは育つのか、掛と恋愛に発展していくのか、これからがすごく楽しみ!
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