5.0
これがリアルの一部
この物語がただのフィクションではないであろうことは容易に分かります。
ただ、大昔からこういった話はたくさんあって、あまりにも残酷で物語にならなかったのに
漫画という形でこの作品の他にも世にたくさん出始めていることは多くの人がきちんと向き合わなければならない問題なのかなと感じます。
みいちゃんの両親、祖母がおかしいとはっきりわかっていても助けられなかった教育現場。
父親が恐らく知的障害者を受け入れてくれている北海道の仕事場から帰ってくることがあるようなので福祉につながっていないわけではなかったのに、なぜ子育てを母親に託し、母親も福祉につなげられなかったのか。
祖母は気持ち悪いと言いながら近親相関で生まれたみいちゃんをこの家から引き剥がし何故乳児院に預けられなかったのだろうか等、気になることが沢山。
みいちゃんが3年生の時に担任からの提案を受け入れていたら、中学からでもよいので見守られていたら違った人生があったのではと思ってしまう。
現在、発達障害の認知が広まりつつあり、また福祉制度が充実してきています。
乳幼児の時点で保育園、幼稚園から指摘されるケースも多いです。
当事者の家族は思い悩みそのまま普通クラスで良いのか悩みます。
でも、指摘されるということは意地悪でも何でもなく、このままだと生きづらくなりそうなのでお手伝いや見守りをしてくれる所に行ってみませんか?という提案なのだと理解してほしい。福祉制度や対応が充実してきても世の中の認知が広まらなければ意味がない。
そして、幼い頃に福祉に繋がれた事は子供にとっても、家族にとっても、とてもラッキーな事と捉えられる人が多くなってほしいと作品を通して切に願います。
そんな事をしたら、今までちょっと変わった子とされてきた子まで発達障害児として増えてしまうのではと思ってしまいますが、子どもの時だからこそ、しっかりとした対応を身につけられるのならそれで良いのだと思います。
そして山田さんはつらい幼少期を乗り越えて自分の道を見つけられて良かったね。
強いね。親元離れて、なんかうちの親変だと気づけた山田さんに拍手👏本をたくさん読んでるからかな。読書は良いね。
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みいちゃんと山田さん