4.0
絵本のような素敵なお話
エロが無ければ学校の課題図書になりそうなくらい良い話です。笑
もぅこのお話はとにかくキャラが素敵なんだなー。人間のエゴで荒れた土地を守り、その結果祟り神になってしまったシィ様。でも誰も恨むことなく全てを受け入れる神々しさに涙がでますよ。それを慕う鬼の子椿丸の想いも一途で見ていて微笑ましいです。
ひとりぼっちのシィ様を想いずっと側に居たいと願う椿丸。対して、朽ちゆく自分とは違う彼の未来を案じて外界に帰してやりたいと願うシィ様。お互いがお互いを想うが故にすれ違ってしまうこのもどかしさよー!あー!切ないッ!叫
最終的に結ばれてもぅホントに良かったです!涙
途中もぅダメかと思って本気で泣きましたからね!
ただ難点を言えば、物語が全編通して余りに素敵すぎたのでエロエロな要素を見ることに罪悪感?が生まれてしまった。エロメインで買ったつもりがなんてこったいw
普通に2人が愛し合う感じならまだよかったのですが、前半は全部触手(正確にはシィ様の背の根っ子)でお手伝い的な感じだったので。それも色々訳ありで、椿丸が罪悪感から泣いてしまったり、シィ様もシィ様で苦しかったり…うーん。なんか色々切なくてエロエロな頭になりきれなかったw
お話やテーマが立派すぎるので、これだったらエロはもっと軽めでサラサラっとしてた方が全体的な話に合っていた気がします。もしくは最後に結ばれる時だけで良かったのかな?まぁ特に気にならない方はいいかも!
あ、こんだけ言ってアレですが、椿丸はとにかくフェロモンただ漏れでエロエロでトロトロで可愛いです。それだけは間違いないです。笑
- 27
鬼が慕うは祟り神