1.0
親ガチャ
親ガチャと言う言葉がまさにどハマりする作品。種馬であるミウラに対する言動から出産に対する社会保障への考えまで、何から何まで自分の欲と都合しか見えてない。この親の元に生まれてこさせられる子供側の意識なんて皆目念頭にない人間でさえ、その気になれば子供を産めてしまう現実は下手なオカルトよりもグロテスクで恐ろしい。
出産という一人の人間の人生をこの世に産み出す行為の重さに対し、この作者はどれだけの覚悟と責任を持っているのだろう。作品を見る限りそうした想像力があるかさえ疑わしい。
世の中には信じられないような行為を平然とするタイプの人間がいるが、私にとってまさにこの作者はそう言う種類の人間だ。
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おひとりさま出産