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名家に生まれ育ってたらその感覚がその人にとっての普通になるから、世間目線で自分を『名家の娘』なんて意識する事なさそうだけどなぁ。
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1653位 ?
名家に生まれ育ってたらその感覚がその人にとっての普通になるから、世間目線で自分を『名家の娘』なんて意識する事なさそうだけどなぁ。
瀬田モテすぎやろ(特に爺さん連中から)。
江戸時代の『女大学』の影響というか儒教思想が色濃いな。
まぁ寛治みたいな考えの男に嬉々としてもたれかかる女は今の時代だっているからなぁ。しかし女学校の教壇報酬を受け取らないなら、有閑夫人の『志ある気高いご趣味』として充分世間にまかり通りそうなもんなんだが、なぜ寛治は反対するんだ。
なんかこの漫画、ヒロインに社会的メッセージ性のあるポジションなり地位を付け足したら朝ドラになりそうだな。
寛治そんな事思ってたんや。ビックリだぜ。
良い人でありますように、だな。日本語的に。
こう言う細かい点がすごい気になる。
『離縁は致しかねます』ってタイトルはここから始まるのか。しかしこの漫画読んでると寛治がどうしても『イケメンな所ジョージ』として再現されるんよな。
千春さんに関しては寛治はそういう打算的な事をする奴ではないんだろうが、ここで金を得るために千春さんと離縁したら、その場で一時は上向いても寛治自身、自分の選択への負目からあんま幸せにはなれなさそう。
この漫画時代考察もキャラクター造形もしっかりされてて面白いんだけど、唯一千春さんが多用する、終助詞のない『何かあったんです?』って終助詞を端折りの語尾がすごく気になる。『何かあったんですか?』って言い方のが、きっちりしてて生真面目なお嬢様である千春さんらしい言葉遣いだと思うんだが。
離縁は致しかねます!
064話
“あの手”の正体