3.0
作品時代は面白いのだが…
テーマも面白いし、当時のフランスについて深く調べてあると思う。
が、作者のエゴとミソジニーがダダ漏れの作品だと思う。
作者本人がマリア・テレジアに畏敬の念を抱きすぎて顔を描けないとのことで、テレジアが黒幕っぽくなってるのはいいのだろうか。
あとシンプルに絵柄が苦手。登場人物が下品な表情をすることがある。
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17183位 ?
テーマも面白いし、当時のフランスについて深く調べてあると思う。
が、作者のエゴとミソジニーがダダ漏れの作品だと思う。
作者本人がマリア・テレジアに畏敬の念を抱きすぎて顔を描けないとのことで、テレジアが黒幕っぽくなってるのはいいのだろうか。
あとシンプルに絵柄が苦手。登場人物が下品な表情をすることがある。
あまり評価良くないみたいですが絵はなかなか綺麗だと思いました。ストーリーもリアリティがあったと思います。現実にギャラ飲みすることにステイタスや価値を感じてる女子もいるので、どのような過程でそのような思想にハマっていくか丁寧に描写されてると思いました。
最後の方で彼氏が助けに来てくれたけれど、主人公の金銭的な悩みは解消されてないし、またギャラ飲み再開するフラグも立っていて、なかなか現実的だと思いました。
展開全てが唐突&ご都合主義です。
ご都合主義はいいとしても、その理由すら碌に描かれずに唐突に廃妃→寵妃まで上り詰めるので、読者は置いてけぼりになります。
主人公の転生前は我儘で低俗な振る舞いをしていたというのに、転生した後はそんなに大したエピソードもなく、唐突に帝が「あれほど優しくて思いやりのある女性はいない」みたいに主人公のことをベタ褒めしだすのも謎。
唐突に周りの妃との友情が芽生えるし、いつの間にか隠しているはずの小説家活動を知る人も増えてるし、兎に角ついていけません。
あと主人公が描いた小説が大人気で国中の人が寝不足になるくらいハマっているという設定になっていますが、その本の内容が全く面白くなかったです。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン