4.0
評価し難い作品
言葉では言い表せない感情がわいて、泣いてしまいました。2話目は、目を背けてしまうくらいショッキングな現実です。健太くんの真実はわからない。どうして生まれてきてくれたのか。彼の幸せとは何だったのか。お母さんはその後どうなった?あんな弱い人、健太くんなしで生きていけるのだろうか。作者のように信じてくれる人は、身近にいたのだろうか。愛情に包まれた最期と、どんなに綺麗事を並べても、窒息死だなんて苦しかっただろうな。
「虐待するなら生まなきゃいいのに」「堕胎なんて最低」よく耳にします。命ってどこからはじまるのだろうと、この作品に出合い本気で考えました。
正直、読まなきゃよかったとさえ思います。子育てが怖いです。でも親の責任って本当に重いものと実感できました。
私も息子を出産できたこと、夫と家族、環境すべてに感謝します。そして息子を大切に育てていきたいなと思いました。
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