5.0
2人で乗り越える恋愛
1話で、うわっ、重っ、こわっ!ってドン引きしてしまいましたが、読み進めていくと、花野井くんの不器用さの理由が分かってきます。
彼は両親から愛されてはいても、側に寄り添って愛してもらえなかった。
祖母や叔母が愛して面倒見てくれても、親が側にいてくれない同情でもあるし、やはり親では無いので彼も遠慮して他人行儀。
どんなに努力しても誰も自分の欲しいものはくれない、自分から離れて他の人の所に行ってしまう。
他人を愛することも分からないけど、自分をどう愛したらいいのかも分からない。
そんな絶望の時に、ほたると再会する。
小学生の頃からずっと憧れていたほたるは、あの時のまま優しい女の子だった。
普通のことが普通にできる子。
でも、その普通は本当は誰でもできることではないことで、彼にとっては憧れだった。
ほたるは花野井くんの見た目ではなく、不器用な内面をちゃんと見ていて、お互いに話し合いながら探り合いながら理解し合っていく。
その過程がとても可愛い。とても綺麗。
ほたるもどんどん可愛くなってきて、花野井くんが大好きになって、初めての恋を知る。
花野井くんにとってライバルも出てくるけど、2人の仲をかき回す子ではなくいい子。天然タラシ。
ほたるの友だちの響ちゃんとしばむーもいい子。
響ちゃんの彼氏の圭ちゃんも頑張り屋でいい子。
バイト先の人たちもいい人。
花野井くんに影響与えた友だちのおっさんも面白いけどいい人?この人花野井くんが好きな作家かなとも思ったり。
ほたる以外には興味がない花野井くんも、どんどん変わっていきます。
圭ちゃんの言葉を借りれば、花野井の本来の姿が出てきた感じ?
ほたるにかっこいいって言ってもらいたい為に、球技大会のバスケを頑張るけど、練習に付き合ってもらうクラスメイトととも馴れ合いたくないといいながら、少しずつ仲良くなっていく。
変化していく花野井くんを見ながら、ほたるもトラウマを克服しようと前進していく。
2人で成長していく姿が素敵です。
ほたるが花野井くんを可愛いとよく言いますが、はい、マジで可愛いです。
花野井くんってけっこう大胆なことするのに、ここでテレる?ってくらい動揺したり、とにかくほたるが大好きすぎて、リアクションが可愛い。
2人で困難を乗り越えて、花野井くんは自分に自信をつけてほしいし、ほたるはトラウマを克服してほしいと思います。頑張れ!
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花野井くんと恋の病