26833位 ？
5.0
私たちはみんな生きていて、いつかは亡くなります。
それも必ず。
だけど、その時のことってわからないことばかりですよね。
最近はエンディングノートなど流行っていますが、まだまだ自分の終わりについて具体的に考えられるような世界ではないのだなあとこの漫画を読んで思いました。
だって一人で亡くなると言うことがどういうことか誰も教えてくれないから。
グロテスクなこともあるし、汚いこともある。
悲しいこともある。
だから経験した方はみんなそれを隠すんですよね。
お話ししたって嫌な顔されることも多いでしょうし。
でもとても大切なことだし、知りたい人は知っておくべきことだと思います。
そういうことを教えてくれる貴重な作品でした。
0
5.0
ワンオペ育児で頑張っていた奥さんが病気で亡くなってしまいます。
夫婦仲も悪く、子供のことは全て奥さんに頼りきりだった旦那さんは途方に暮れます。
何もできない旦那さんは奥さんからの遺言でベビーシッターを雇うことに。
頼れるベビーシッターさんにいろいろなことを教わりながら旦那さんは少しずつ成長していきます。
ベビーシッターさんとの間にも絆が生まれていきます。
何もできない旦那さんにイラついて読んでいましたが、成長し、途中から涙が止まりませんでした。
小さな子供を残して亡くなってしまった奥様の無念さもまた泣かせます。
登場人物に悪い人はいません。
しかしなかなか良いように物事はいかず、沢山のドラマがあります。
子を持つ親だと泣いてしまう方もいるのではないでしょうか…
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5.0
長い不妊で双子以上で妊娠したいなあと思って生きてきましたが、多胎妊娠がこんなに大変だとは！！
妊娠中に少し動きすぎただけで切迫早産の危険に晒されて、痛い処置と長い入院生活を過ごすことに…三つ子じゃなければおそらく切迫早産にはなっていないでしょう。
双子以上だとハイリスク分娩になるので確実に帝王切開だと思っていたのに、医師のエゴで普通分娩させられて本当に命の危険に晒されるなんてあってはいけないことですよね。
可愛らしい絵でちょっとした不満みたいなレベルで描いていますが、訴えて良いような出来事です。
作者さんのこのおおらかさは心配になりましたが、読み進めていくうちに三つ子の育児にこのおおらかさは必要不可欠なんだなあと気付きました。
おおらかに考えられる彼女だから神様は三つ子を産ませてくださったのだろうなあと思いました。
0
5.0
怪談のシーハナでタニシさんのことを知り読ませて頂いております。
シーハナでのタニシさんのお話はあまりパンチがないなあ〜と思いましたが、実体験だからこそ。
事故物件住みます芸人なんて、お金のためでもやめておきなさい！と思いますが実際のタニシさんは淡々とその経験を語られます。
なのでこうやって漫画で読んでかなり怖い思いをされていることに驚きました。
場数を踏んで強くなってるタイプの方だったんですね。
そのガッツに脱帽です。
単純に応援したいと思います。
今後ともご無理なさらない範囲で頑張ってください。
3
5.0
子供の時BSでやってたアニメ、【はいからさんが通る】の漫画です。
その頃はストーリーが全然分からず、紅緒さんっておてんばで嫌で乱丸くんが大好きでした。
しかし今見ると、まんがグリム童話金瓶梅の金蓮を思い出させる紅緒さんの清々しさにハマってしまいました。
とても魅力的な主人公だと思います。
とはいえ紅緒さんは普通の年頃の女の子。
あんなに器用に立ち振る舞ったり人を陥れたりしません。
不器用に悩んで真っ直ぐにぶつかるのです。
多分、お小遣いが入ったら単行本全買いします。
30代前半の私と同世代でアニメ観てたけど意味わかってなかった方に是非読んでみてほしいです。
0
5.0
カンナさんやりすぎってレビューを読みながら、読むか迷っていたこの漫画…
主人公カンナさんはラブラブ夫婦だったのに夫の浮気（本気）で離婚することに。
子供のことを考えながら、元夫や浮気相手に振り回されながら、たまに元姑にいじめられながらそれでも逞しく生きています。
レビューにあるようにたしかにやり過ぎだろうよと思うところもありますが、カンナさんなりに一生懸命に頑張ったり明るくいるところに好感が持てて私は面白いです。
現実にこういう方がいらっしゃったら、普通に尊敬するし応援したくなります。
こんなに明るく前向きにいられないのが普通だし、頑張る方向がズレてても諦めてしまうよりよっぽいどいい。
まだポイントの関係で途中までしか読んでいませんが幸せになって欲しいなあって読んでます。
（できればあのステキな外国人さんと素敵な家庭を作って欲しいけど元夫とよりを戻すのでしょうね…）
続きはまた読み終わってからレビュー考えます。
0
5.0
作者さんの女性特有の病の体験談を漫画にしてくださっています。
可愛らしいタッチで笑いも交えながら書いていますが、内容は割とシビア。
月経での悩みは割と人に相談しづらいし、病院に行くのはかなり勇気がいるので我慢しているうちに悪化してしまう。
わかってはいるんですが婦人科って本当に敷居が高く、身体も心も負担が大きく、なかなか行けませんよね。
こうやって症状や体の状態、検査内容から通院した時にかかる時間まで細かく実体験が書いてあるとありがたいです。
同じ女性として、明日は我が身かもしれないなと思いました。
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5.0
少し昔は発達障害と言われたこの病気（病気と言って良いのでしょうか？）ですが、今は自閉症スペクトラムと言うそうです。
酷い過眠症とパニック障害で精神科に通うようになった私はアスペルガーの診断を受けまして。
それをきっかけにこの漫画を購入してみました。
沖田先生はさまざまな障害で沢山の症状が出ていますが、私のアスペルガーの症状と割と似ている部分が多くて驚きました。
精神科でも過眠症はかなり珍しいと言われて悩んでいましたが、沖田先生のパターンを読んでいてもしやと思い生活をルーティン化させてみるとパタリと治ったり。
私の場合、過集中の症状が酷く、生活がよく乱れるのでそのせいで酷い過眠を起こしていたようでした。
とまあ、こんな具合で、
障害に悩む方や、グレーゾーンで悩む方は是非一度読んでみたらいいなと思います。
沖田先生は自分の障害やいまの状態をよく調べて把握されているので、とても勉強になります。
下手な精神科の医者よりよっぽど詳しいし、実体験を語ってくださるのでお悩み解決のヒントが隠されているかもしれません。
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5.0
私もあべさんに嫁いだのでつい読んでしまいました。
ある日いきなり旦那さんがクマさんになってしまう、というか奥さんから見てクマさんに見えるようになってしまうというストーリーです。
クマさんに見えるご主人とのほのぼの結婚生活がとても可愛くて癒されます。
ところで私の主人は学生時代ニックネームがくまちゃんでした。
体型は痩せ型なので不思議でしたが、どうやら
あべ→ひっくり返してベア→くまちゃん
という流れでついたニックネームのようです。
それを思い出して、
あべさんってそういうこと？！笑
と思いながら読んでいます。
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不浄を拭うひと