5.0
系図のナゾ、兄上との思い出のナゾ
ここから怒涛の展開が始まる!
- 1
4385位 ?
5 | 100% | 160 |
---|---|---|
4 | 0% | 0 |
3 | 0% | 0 |
2 | 0% | 0 |
1 | 0% | 0 |
系図のナゾ、兄上との思い出のナゾ
ここから怒涛の展開が始まる!
中臣の系図、さすが鎌足さま。
ここから話が急展開で動き出す、、、
阿禮(あれ)の「すみません、そういうのよくわからなくて」ってすごく切ない。
凡人には理解できないけど特殊能力を持つ人は誰とも共感できないって孤独感があるんだね
大嶋がふひとに「私から氏上を奪ってごらん」って挑発するのは、ふひとに一族の長になる覚悟を説いてるのかもだけど何かそれだけではない気もするのがコワイ。
古事記の編纂場面、神様たちのツッコミ所満載の所業に、やすまろが見事にツッコミを入れてくれるから思わず頷きながら読んでしまう。笑
フリーレンが師匠と過ごしたのは50年ほど。ヒンメルたちと過ごしたのは10年。どちらも本人にとっては短いんだろうけど、その時間が1000年以上生きる支えというか礎になっているのがなんか泣ける。
師匠に初めて会った時、自分より強いとなんとなく見抜いたこと、ヒンメルに初めて会った時、強い魔法使いだとなんとなく見抜かれたことは、互いが運命で手繰り寄せられたとしか思えなくて、もう胸が熱くて震えてる…
フリーレンの見知った鎧があるって視線の先にはアイゼンと同じような斧を持ってたりヒンメルと似たマントや剣を持ってる断頭兵。ボロボロなのはもしかして100年以上前に一緒に冒険した仲間だったりする?
もしそうならそれだけでブチ切れるには充分だけど「ヒンメルはもういない」はトドメだよね。
まだ新しい鎧にグラナト伯爵と同じ紋章を下げてる断頭兵は多分ご子息。これも切なすぎる、、、
フリーレンが、大魔法使いフランメの顔を覚えてるのは自分だけだ、と呟いた時、ヒンメルがじっと見てたのは何故だろ、って思ったんだけど。
フリーレンの人生があまりに長すぎて、その時に生きている人たちと過去を分かち合えない孤独を察知してたんだ。
だから自分たちの像を村人たちに作ってもらって自分たちも像を作った時の人々もいなくなっても、将来その時に生きてる人たちとフリーレンが過去を分かち合えるようにするとは。
なんか、ヒンメルのフリーレンへの想いって恋愛みたいな薄っぺらい感情じゃなくて家族に対する愛みたいな深く広い壮大なものを感じる。泣
この回、胸熱ポイントが多すぎる!
「必死に積み上げてきたものは決して裏切りません」
→幼い頃から独りで生きる術を身につけるためハイターに恩返しするため、物凄い努力をしてきたフェルンの言葉は説得力がある
「怖がることは悪いことではない。この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ」
→アイゼンが強いことの証だな、と。本当に強い人は自分の弱さと正面から向き合える人だと思うから。
「終わった後に、くだらなかったって笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいんだ」
→これはヒンメルが強いことの証だな、と。冒険が辛く苦しい旅であることなんて承知だし覚悟もとっくにできているから言える言葉。
いやー、、、皆んなすごい!
フリーレンにとって大切だった人が師匠以外にもいる、それがヒンメルだっていうのが確認できてよかったよね。
今まで回想の中のヒンメルは優しい表情だったけど今回の「撃て」って言った時の表情はまさに勇者が戦う時の顔。フリーレンの中にいろんなヒンメルがちゃんといるんだな、ってグッときた
ふることふひと
025話
第拾肆話(1)