5.0
不覚にも泣いてしまった(良い意味で)
全3話ということもあり、多少の不安(内容の薄さ)はありつつもジャケ買い。
内容はやや駆け足にも感じるが、短編で考えれば差ほど違和感なく読めました。
夢の中の少女は娘の方だと思って読んでいましたが、最後の最後でまさかの母の方だったというサプライズ。
また、羊飼いが旦那さんというとこが◎。
個人的に母親のヒス具合が好きじゃなかったが、あの演出のお陰で全てのネガティブ要素が活きてる気がするし、救われたんだなと思えた。
自分は映画や本を読んで滅多に感情移入しないけど、この作品は、旦那さん出てきた辺りからとめどもなく目から涙が…
「感動した」というより、「本当によかったなぁ」がしっくり来る読んでみての感想。
絵柄は好みが別れそうな感じだが、カラーページで確認できるあの絵本っぽい感じが更に作品の雰囲気を良い感じにしているエッセンスなのかもしれない。
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羊の夢