4.0
いい出会いだったのかも
主人公の清子は、お嬢様。ただ顔のアザの事で家族からもひどい扱い。アザがあるってだけでみんなから冷たい態度を取られ、怖がられて、妹とも比較されてとても可哀想…そんな時に見合いの話がくる。両親の言う事は絶対の清子。家から逃げたいって気持ちもあったんじゃないかな…相手の元へ行く清子。だがお相手の朔弥は見合いは全て断っているので、さらさら会う気もなく、家を留守にしていた。そんな朔弥を清子はご迷惑でなければ…と待つ事に。会えませんでしたって両親に言ったらまた怒られるだけだもんね。やっと帰ってきた朔弥。待ってた清子に冷たくあしらう。そんな態度をされるのは慣れてはいたものの、やっぱり辛い思いをする清子。朔弥が目が見えてない事を知ってもビックリもしない。が1人で歩いて帰るはめに。寒さに凍えている所を朔弥の使用人が迎えにくる。家に招かれて清子は熱で朔弥の看病をうけると、自分のアザにビックリもしない朔弥に、嬉しい気持ちになったりドキドキしちゃったり。何日かお世話になってお互いのよさを実感する。目の見えない朔弥にとっては清子のアザなんて見えもしないし、気にならない。顔のアザを気にしている清子にとっても目の見えない朔弥は怖がられる事もなく普通に接してくれる。目の見えない事なんて何も思わない。お互い、安心して一緒にいられるんじゃないかな。。
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朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~