80222位 ？
5.0
こんなに優しい世界の話があったのかよと。
「見た目恐ろしげなのに実はめちゃくちゃいい人」
設定の主人公が織りなすストーリーは『エンジェル伝説』（八木教広・1993-2000・集英社）でずいぶんと堪能させてもらったが、時代が令和に変わるとこれだけ優しく、甘く、切なくなるのね。
誰もがそれぞれの拘りを持つからこそぶつかり合ったり自己嫌悪に陥ったり、忙しいことこの上ないけど、それこそが青春だし人生だし。
3
5.0
人を殺さない現代版『必殺仕事人』ぽさを感じさせる。
それぞれ過去を背負った登場人物がとてつもない演出と演技力で依頼者の復讐を果たすのは痛快。
0
3.0
派遣会社から来たヒロインがサバサバした性格と企画力、人当たりのいい笑顔とファッションセンスで周囲を魅了し、正社員として採用され、活躍の場をつかむ。
...というサクセスストーリーではなく、本来ならモブでしかない自意識過剰な女性をヒロインとした転落物語は、着眼としてはおもしろい。
脇を固めたり逃げたりする他のキャラも主人公のどうしようもなさを引き立てていて、ついつい読んでしまう。
作品としては成功しているのだけれど、ストーリーの展開を楽しみにしてしまっている自分が時々いやになるというか、考えさせられる。
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薫る花は凛と咲く