5.0
途中からとても面白くなった。
始めは、小華を我が儘で性格がキツく傲慢な女だと思ったし、言も小華に対して冷たいしで話の展開がイマイチ掴めなかったので、無料の分だけ読もうと思っていました。
でも途中から続きが気になり、いっきに読んでしまいました。
小華の弱さや生い立ちを知り、何故言に対する一途な想いが伝えられないのか、言に理解されないのかと悲しく切なくなり、小華に幸せになって欲しいと思うようになりました。
厳しくあたっている女官達もそういう小華に忠誠心があり、小華の心の痛みを理解していたと思います。
小華が言に突き放されてからは、号泣の連続でした。特に小華が火あぶりにされ、死んだと思われていた頃の言に今頃…と怒りを覚えながらも一緒に号泣していました。
とても辛く悲しい年月を経て、遠回りをしたけれど、その結果幸せになれたのだと思います。
- 8
宮に咲くは毒の華