この作品の作者は
とても面白い交友関係をお持ちで
羨ましい
そして
こんな微妙に辛く悲しい話を
描ける
つくづく羨ましい
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この作品の作者は
とても面白い交友関係をお持ちで
羨ましい
そして
こんな微妙に辛く悲しい話を
描ける
つくづく羨ましい
正論ですわ
揺るぎない信念
時として
その信念が自分を苦しめる時が
いずれ来る
その時
金子さんは
正義と信念だけで生きてきた自分を
責めるだろうな
金子さんを見てると
ヒリヒリと胸が痛むのは
何故だろう
主人公のように
グラグラ揺れて倒れかけて
大泣きする人生のが
楽だよ
最近読んだイヤミスだの
オゾミスだのより
ずっと怖い
そもそもの両親が起こした事件は
勿論のこと
その後の子供達の人生で起きる
避けようもない理不尽な出来事
降りかかる火の粉を避けようにも
逃げる暇もなく
罪業の火は襲いかかる
下を向いても
頭を下げても
何処からか
親の罪が残した残渣が
憎しみと正義を連れて追いかけてくる
当の両親は
罪状に相応しい刑罰を与えられ
ある意味その日まで守られている
それに比べて
法律的に罪に問われなかった子供達は
世間に晒されて
そこで本当の身分を隠して
身バレに怯え生きている
加害者家族の人生もまた
厳しいと見聞きはしていたものの
それが
静かにいつまでも続く
落ち着いた生活がいつ
足元から崩れていくか
常に怯えて生きる苦しみと恐怖が
読んでいると
ジワジワと身に迫る
崩壊が待ち構えているのを
子供達は
気づいているのかもしれない
微かな望みを抱きながらも
浅野の野郎は常習犯だろ?
毎回
アマンダは
相手の女にこんな仕打ちしてんの?
手綱締めとけよ
この男は
コマシ屋だろう?
弱ってる女を嗅ぎ分ける犬だよ
いちいち相手の女に当たり散らしても
やめないよ
オタクのコマシ屋夫は
あぁ
見境いのない男か
嫁さんか
ピリ辛スパイス女子かな
人間って弱くて狡くて
情けなくて
可愛いね
法の女神が天秤を携えているのは
その為か
正義は時には暴走する
後から気がつくんだけど
彼女達の
心眼は鋭い
同類を嗅ぎ分ける
わたしが誰だかわかりましたか?
005話
第3章 私の心をかき乱さないでください(1)