4.0
おまけして星4つって感じですかね。
ヒロインはじめ、ヒロイン側の人達は皆、基本的に良い人達だし、
本当にヒロインを大切に想って、絶対に守る!!っていう気持ちがちゃんと見えて
安心して読んでいられるのは確かなんですけど、
ヒーローの記憶喪失にしても、それ以前のヒーローの本当の気持ちについても、
なかなか明かされず、イラつく程に引っ張る展開や、
ヒロイン実家側の人間達(特に毒蛇の様な継母)の、
ヒロインを心身ともにいたぶる執拗な攻撃の描写の長さも耐えがたいし、
何故そこまで執拗なのかの理由も最後の最後まで引っ張って明かされないし、
そのクセ、実父のハズなのに、父親の描写は異様に少なく、
なんか、展開的には『う~ん…(ーωー)…』って事が多かったのですが、
ヒロイン&ヒーローが気持ちを打ち明けあって以降の信頼関係や、
ヒロイン弟が加わっての仲の良さがとても微笑ましくて素敵だったので、
そういうプラス要素部分を評価して、おまけの星4つ!です。
原作はまだ続いてるとの事なので、
少しずつ“自信”をつけてドンドン素敵な大人の女性になっていくヒロインを
想像しつつ、続編が出るのを楽しみに待とうと思います。
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2
記憶喪失の侯爵様に溺愛されています これは偽りの幸福ですか?