5.0
よかった
知生は、翔祐とは別の意味で自分を誤魔化していたのか深く考えもせずに。翔祐に慰めて欲しいというだけで。常識と世間体って社会のなかにいる自分を意識したころから結構重くまとわりついてくるもの。そんな殻を破れて先に進めてよかった。元カノさんの激しい一発のおかげが大きいかな。
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知生は、翔祐とは別の意味で自分を誤魔化していたのか深く考えもせずに。翔祐に慰めて欲しいというだけで。常識と世間体って社会のなかにいる自分を意識したころから結構重くまとわりついてくるもの。そんな殻を破れて先に進めてよかった。元カノさんの激しい一発のおかげが大きいかな。
とても良い話でした。アンドロイドとのBLという単純な話ではありませんでした。吉良くんは昏睡から目覚めた跡に自分が兄のコピーであると初めて知った。人間はアンドロイドを制御するために故意に不完全な薬依存のつくりにした。なんか人間ってやりそうと思えるのが悲しい。
作家さんの不器用な優しさを知って気持ちがどんどんもってかれるの様にキュンとしました。もう何もあきらめて欲しくない、何より自分をあきらめて欲しくないって欲を素直に出せてよかったなと思う。そうさせてくれた親友がとてもイケメンだし彼のスピンオフも見たいです。
フワフワしてる雰囲気が好きです。初めての感情を抑えきれない子供みたいな年下くんの熱にじわじわやられていく年上くん。割り切りが信条だったのに甘えたな自分をひきだされていく。線の密度は薄いけどしっかり雰囲気は伝わる絵で好きです。それがまたエロさをだしているのか。
梶さんの息子の苛立ちって、攻くんの妹が見せた苛立ちの延長上にある気がして、すごく身につまされました。また梶さんカップルの愛おしい思い合いは、お互いの優しさゆえに一度は離れる時がきてしまったけれど、これもまた優しさゆえに許しが訪れたのかなと泣けました。よい話。
作家さん買いです。純文学を読んでいるようで、何度も読み返しています。前世の記憶、というか「また明日」で分かれて二度と会えないまま亡くなったであろう2人が再会するために繋げた記憶。来世の2人が無事渡してくれました。Hは最後に少し。
最初から攻の目が怖くてどういう話なのか恐る恐る読み進めていきました。だんだんその目も優しく見えてきて、自分の心は死んでないともがいている姿に応援したくなっていきました。不思議で素敵な話を描かれる作家さんですね。ほかの作品も読もうと思います。
ほかの作品を読んで絵も綺麗だしストーリーもHもしっかりしているので読んでみした。ビンゴでした!小猿系の年下が攻めで雄見せるとことか、そのうち背が伸びて受けの先輩を越すのとか、いろいろな面でキュンキュンさせるカップルでした。もっと2人を見ていたい。
ミッドナイト〜を初めて読んで、仕事する大人のゲイの話が良く書かれていて好きです。絵もクセになってくる感じでしなやかだけど華奢すぎないところが良い。Hもほどほどにあって、今度はパートナーシップ制度のなかで現代を生きる方たちの話とか読んでみたい。
作家さん買いです。絵とストーリーの空気感が優しくて好きです。がっつりHがあるわけではないですが、自然な流れではあります。事情をしらない弟君との再会は深くは掘り下げられていませんが、これから親よりも仲良くなっていくのかな。続きがあればいいな。