Mayayaさんの投稿一覧

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81 - 90件目/全201件
  1. 評価:3.000 3.0

    「誘惑」は、していないわな〜

     画の印象…ヘタウマって表現、合っているのかな?昭和のアニメみたいなつくりです。引いたときのキャラの描き方がかなり雑だし、表情も硬め、色ののり方はぺったりしていて、静止画みたいな雰囲気…あ、漫画だから静止画でいいのか。
     登場人物の印象…程度の差はあれ、3人の主要キャラ(クララ、ダニエル、兄陛下)とも、ひとりよがりで自問自答の末、勝手に自己完結してくれちゃってる、かーなーりー面倒くさい人たち。こりゃ、3人とも友達少ないだろうなぁ…。
     ストーリーの印象…ほとんどの画面が、この友達少なめ主要3キャラのわちゃわちゃで占められているので、話の流れが見えなくなってくる💦多分、転生したクララがヒロインなんだろうけれど、この人、いったい何を目指しているんだろ?と、読めば読むほど混乱してきます。「お兄様を誘惑するつもりだったのに!」というタイトルですが、これで誘惑?どちらかというと「懐柔」だわなぁ。

    ↑ 結構、辛辣になってしまいました。それでも、ついつい読みたくなる不思議な魅力をもった作品です。大量無料配信分以降、課金してまで読みたいかどうかは、個人差があるだろうなぁ…。

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    冒頭、自ら死を選ぶ設定は如何なものかと

     回帰リベンジものですが、冒頭に共感できない重大事案発生!それは、1周目のヒロインが、自ら命を絶ってしまうことです。転生相手が自死したところに、ヒロインの意識が入って…という設定は、時々ありますが、大元の主人公が自ら死を選ぶことは、例え漫画でも看過したくない。これで、2周目の人生がうまくいこうものなら、目も当てられない。解釈の仕方によっては、自死を肯定することにもなりかねません。
     ところで、回帰後、セシリアの視点で、イーデンの言動や表情を追っていますが、どう頑張っても、セシリアを愛しているようにしか見えない。百歩譲っても、好意をもっていること間違いなしです。
     では、なぜ1周目で、セシリアは死を選ぶことになってしまったのか…そこには、セシリアの父と現皇后、そしてノーバ伯爵との深い因縁がありそうです。セシリアが死を選ぶに至った、イーデンのあの言葉…果たして、本当にその言葉どおりの意味だったのでしょうか。「でも生きなければならない」「だから生きるんだ」こちらのほうに、イーデンの真意が込められているような気がしてなりません。
     白眼の割合が多く、頬が長めのためか、登場人物たちの目つきが鋭く見え、あまり魅力的ではないかも…。ストーリーの結末には興味があるので、いろいろ差し引いて、星3かな?

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  3. 評価:3.000 3.0

    全くさらけ出してはいませんが…

     読む作品を選ぶ際、紹介文(あらすじ)は、結構重要。この作品も、「全ての自分をさらけ出し、愛し合う二人に待ち受ける未来はー」のくだりに惹かれて読み始めました…が、何じゃ、こりゃ?いつまで経っても、隠し事が多すぎて、消化不良気味。全然さらけ出していないじゃん!!失われた記憶?潔癖症?ストーカー?偶然出会ったように見える笙と雅哉ですが、実は深い因縁があって、砂の楼閣のような非常に危うい関係であることが、徐々に明らかになっていきます。
     そもそも登場人物たちが、全体的に魅力薄。足の引っ張り合いばかりしていて、嫌になってくる。もちろん、笙は真っ向勝負で、そして、雅哉は裏から手を回して、ライバルたちを蹴落としていきますが、どうもすっきりしないんだよなぁ…唯我独尊の笙はまだしも、手段を選ばない雅哉のダークさには、ちょっと引いてしまうかも?!
     こちらの出版元の作品らしく、唐突に状況が変化するので、ある意味最後まで気が抜けません。ハッピーエンドかバッドエンドか、大どんでん返しかあっけなくか…興味のある方は、無料分のその先へ、ぜひどうぞ。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    どっちつかずだなぁ…

     舞台は中華風の架空の国、そこへ高校生の藤七が、七公主として転生してしまった(それも、テスト中に!)という、どこかで聞いたことのあるような設定のお話。これが、どうにも中途半端なんだよなぁ…。
     まず、七七の人物設定。表面上は5歳だけれど、中身は高校生だから、もう少し10代っぽい思考、させられなかったかな?心の声がまんま5歳児で、転生設定にした意味があまりないような気がする。
     嫌われ皇女設定も、疑問。スタート時こそ嫌われて(というよりも、見向きもされずに)いたけれど、すぐに懐に入ったわけでしょ?「嫌われ皇女として生き延びる」って感じじゃ、ないんだよなぁ。まあ、ヒリヒリする流れよりは、お気楽でいいけどサ。
     主要男子キャラは、ほとんどが暴君皇帝の血縁だから、ツンデレというか俺様タイプが多くて、あまり見分けがつかない。でも、もっと酷いのは女子キャラ。まともなのは、七七と三公主だけで、ほかはクィーンオブモブ、性格に難ありです。さすが、男性向け原作という設定だけあるわ…。
     いろいろどっちつかず感はあるけれど、それでもここまで読んできた。文句つけつつ、それなりに面白いことは否めないなぁ…。

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  5. 評価:3.000 3.0

    わちゃわちゃ感いっぱいの華流ファンタジー

     クールな子持ち親王とやんちゃな王妃の恋?!華流ドラマって、女も男も、無駄に登場人物が美しいのよねー。この作品も然り。そしてストーリーのほうも、いかにも華流って感じの、わちゃわちゃ感いっぱいです。うっかりとばして読もうものなら、話が見えなくなる。真面目に読んでいても、似たような顔の登場人物と漢字の多さと奇天烈な設定で、やっぱり狐につままれたような気になる。う〜ん、さすが華流ファンタジーだ…。
     まあ、ざっくりまとめると、縁起直しで占い師に勝手に決められたような?君令儀と平西王秦止の結婚だったけれど、実は、しっかりと結ばれる縁があったというわけですなー。私生児がいる割には、秦止が女性慣れしていなかった理由も、後々分かります。
     ただ、そこに辿り着くまでの、長いこと長いこと…「匂わせ」はあまりなく、最終局面で怒涛のように「事実」が判明していきます。そこまで頑張れるなら、読む価値はそれなりにあるかなー?

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  6. 評価:3.000 3.0

    後妻の尻に敷かれるバカ男親たちの話

     白雪姫やシンデレラのように、嫡出の娘にも関わらず、ヒロインが後妻やその連れ子に虐められるって話、山のようにあるけれど、どうしてそうなるのかよく分からない。それだけ男って、女(後妻)に弱いわけ?よくもまあ、自分の血を分けた娘が酷い目にあっても、気付かず?見て見ぬフリをして?あるいは一緒になって虐げる?バカ親になれたもんだ。貴族や王族って、血筋が全てだと思っていたけれど、これだけ実の娘より後妻の家族のほうを優遇するパターンの漫画が多いと、もう一度中世貴族史を調べ直す必要がありそうです。
     だからこのお話も、ヒロインアイネスに火傷の疵があるということ以外は、他のシンデレラものとあまり大差ない感じ。その火傷の件も、割と早い段階で周知・解決されるので、タイトルの「キズモノ令嬢」だけでは、あんまりストーリーを引っ張れないかなぁ。もちろん「キズモノ」には、火傷痕の他に、離婚して戸籍についたキズや、これまで虐げられてきた心の傷という意味も、含まれているとは思いますが…。
     画に関しては、好みが分かれるところ。でも、悪辣義理姉ラテニアの醜悪さを表現する上では、ぴったりハマっているとだけ申しておきましょう。

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  7. 評価:3.000 3.0

    人は見た目がすべて!ぢゃないよね?

     高田ちさき先生の原作で、森千紗先生の作画なら、間違いないと思って読み始めたけれど、2019年の作品のためか、ヒーロー、ヒロインをはじめ、当て馬、モブ女子、元カノ等、みーんな類型的な印象…ストーリー運びも大体予想がついて、安心ちゃあ安心、テンプレ化ちゃあテンプレ化で、う〜ん、ちょっと肩透かし感アリです。
     一番驚いたのは作画?何か線が雑な印象で、本当に森先生?と、ごめんなさい、ちょっと疑心暗鬼。どうしても「身ごもり政略結婚」の頃と比べてしまって、?????です。
     ストーリーは、地味女子の紗衣が、天瀬と恋をするために、自分磨きをするところから始まりますが、「告白して、この恋を実らせる」と決心した割には、本人がとった最も顕著な行動は、外見を変えること。以前だって、小ざっぱりとはしていたのに、そこで周囲の評価(特に男の)が変わるってことは、結局人は見た目ってこと?!天瀬は、紗衣が外見を変える前から、彼女の良さを理解していたから、セーフなんだけどね…。
     ただ、外見を変えたこと以外、紗衣の天瀬に対する姿勢は、やっぱり「待ち」が多かったので、ちょっと残念。恋愛初心者の地味女子設定とはいえ、もう少し外見以外でも頑張ってほしかったかな?

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  8. 評価:3.000 3.0

    華流ファンタジー時代絵巻(疲)

     霊族の生き残りで奴婢出身の霊止が、皇帝と手を携えて尊太后から皇権を取り戻し、二人幸せに暮らしましたとさ…な〜んて話を想像していたら、全然違ったーっ💦読んでで、読み疲れてしまう漫画って、一定数あるけれど、これ、その筆頭。日本の義務教育では習わない漢字ばっかりで、人間関係が複雑で、みんな似たような顔で、時間と場所をあっちっこっち行き来する華流時代劇風ファンタジーって、疲れないワケないでしょ!
     画は確かに美しいけれど、漫画っていうよりは劇画。彩色の工夫で、画に立体感が生まれ、何とも不思議な雰囲気を醸し出しています。美しくて、残酷で、予測がつかなくて…このお話の世界観にぴったりですわ。
     その上、美しい主人公たちの、腹の探り合い、足の引っ張り合いときたら…舌の根も乾かぬうちに、騙し、騙されで、いったい誰を信じていいのか、あるいは誰も信じられないのか…。百花繚乱どころか、魑魅魍魎の百鬼夜行って感じだよね、霊止も皇帝も尊太后も。
     あまりにも敵と味方が入り乱れて、入れ替わるので、全然スッキリしないし、正直読むのにエネルギーがいる。まだまだ、多くの血も流れそうだし(苦手)…あ〜、この先、どうしていこうかな…。

    • 2
  9. 評価:3.000 3.0

    「良薬は口に苦し」とはいうけれど…

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     俺様ヒーローが、自己肯定感低めヒロインをプロデュース(この場合はドレイ命令)して、身も心も強く美しく変身させるという王道ラブコメですが、う〜ん、漫画の世界だからうまくいくんだろうな、この場合。
     例えば、ヒカルはみのりのために、いろいろ命令を下しているんだけれど、一般的に見ればこれは、無理難題の使いっぱ、受け取り方によってはモラハラ?いじめ?だと思う。「良薬は口に苦し」とはいえ、「何の目的で」「どのような効果が得られるか」を理解させずに、ただただ理不尽な命令を聞かせるって、精神的DVだよね。
     15、6歳の男の子が、同い年の幼馴染の女の子のために考えたことだから、限界はある。でも、大人だってあれだけ無理難題させられたら、心が折れるぞ。そして絶対、優しいほう、楽なほうに目が向くぞ。例えば、和真くんのような…。
     だから、みのりが最後までヒカルから離れなかったのは、奇跡だと思うし、気持ちの強さも感じたけれど、反面、現実的ではないなぁと思ってしまいます。そしてヒカルよ、これ、上手くいったからハピエンであって、そうぢゃなかったら、目も当てられないところだったよ。
     恋を夢見る世代なら、こんなお話もOKですが、身も心も疲れ切った大人なら、ヒカルみたいな態度をとる子、願い下げだなぁ…。

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  10. 評価:3.000 3.0

    黄緑頭のキツネ目公女が邪魔だよね

     タイトルどおりヒロインフリスティンは、元恋人で現皇帝のジェラードからは復縁を迫られているし、皇妹クラレットからは命の恩人と慕われているしで、普通なら何も怖いものはないはず。
     でも、よほど革新的でない限り、皇帝と釣り合う身分は、低くても侯爵令嬢以上。さて、没落貴族のフリスティンの家門って、どのレベルなのかな?それからジェラードも、反乱を起こした上での、皇帝の地位奪還だから、まだまだその立場は盤石とはいえないし…。
     というわけで、フリスティンが勝ち組になるのは、かなり先のようです…っつーか、フリスティン、賢すぎて、自分の立場が分かりすぎて、闘う気ないでしょ💢ヒロインよ、それでいいんか?
     だって、黄緑くりんくりん頭でキツネ目性悪女のゲナント公女ターニャが皇后になったら、またこの国、傾くよ?皇女のクラレットでさえ尊重しないような女が、皇帝や領民を大切にすると思う?謙譲の美徳も大事だけれど、やっぱり、やるときはやらなくっちゃ!
     それぞれの人物の瞳が、細かく描き込まれていて、よくいえば格調高い、穿った見方をすれば、ちょっと古くさいで、多分好みがはっきり分かれる画だと思います。結構、モヤモヤが長引きそうかなぁ…。

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