5.0
♩おとこはおおかみなの〜よ〜♫
「おとこはおおかみな・の・よ〜」というフレーズが、まさにぴったりのキャラ設定!「心の声」が聞こえちゃって…という作品は、多々あれど、これだけヒーローを貶める?つくりも珍しいのでは?
ヒーローディートリヒは、次期公爵で、現子爵で、品行方正な見目麗しい金髪の公子サマ。レディたちへの対応も、紳士的でパーフェクト。しかし、その中身は…思春期真っ盛りのエロがっぱでした!言葉遣いも、どこでそんな言い方覚えたの?ってくらい、まんま日本の男子中高生風…特に、ヒロインアダリーズに対しては、エロ、えろ、EROのオンパレードなもんだから、いくらイケメンでも、そりゃ引くわ〜。
普通なら、完全に気持ち悪いキャラであるディートリヒですが、アダリーズに聞こえる「心の声」は、ほんの表層的なもの。深層心理までは、分からないってとこが、この物語のキモですね。ディートリッヒは、単なるむっつりスケベのエロがっぱなのか…これは、アダリーズの亡き祖母も言っていたように、彼の今後の「行動」にかかってくると思います。
「あなたもおおかみに〜か・わ・り〜ま〜す〜か〜」昭和のオオカミネタフレーズにのせて、星5です。
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サトリ令嬢の見透かせない感情