3.0
実はオムニバスでした(笑)
表紙のカップルは、沙知と春輝。あらすじにもあるように、パラオでのワンナイトの後、日本で再会、それも同じ会社の上司と部下として…はいっ、パラオで出逢った「運命の相手」は、新しくやってきた「上司」だったという、宝くじ1等を当てる確率とどちらが高い的なタイトル。ベタですね〜(笑)
ただ、意外だったのは、この二人の話がずっと続くのかな〜と思って読んでいたのに、実はコレ、「失恋未遂」風のオムニバスでした。ちなみに、1クールめは、沙知と春輝のもだもだ組、2クールめは、春輝に片想いしていた葵と、その上司圭吾の不器用一直線組ってところです。個人的には、波風を立てたくないばかりにもたもたし、結局はいろいろ拗らせてしまう沙知&春輝組よりも、正攻法で問題に立ち向かっていく葵&圭吾組のほうが、好きかなぁ…。ただ、どちらの話にも共通して現れた、あまり意味のない「両家の顔合わせ」シーンは、ちょっとワロタ。昭和&平成初期でもあるまいし、今でもあんなん、みんなやってんのかね?
なお、101話以降、物語は3クールめに入っていて、何とヒーローは、1クールめにヒロイン沙知に絡んでいた、あの柘植くん!え?柘植くんが、上司!?さて、1、2クールのような王道ベタパターンか、それとも…この続きは、課金後どうぞ。
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運命の相手は上司だった