Mayayaさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全184件
  1. 評価:3.000 3.0

    BL設定、必要ですか?

     物語の冒頭で、ヒロインが転生したり、憑依したり…よくある設定ですが、それ、本当に必要?って感じる場合が、ほとんどです。この作品は、その筆頭に位置するかも…?
     ヒロインが憑依した相手は、「姉の男を奪ってしまった」というBL小説の中の、実の弟に夫を奪われる妻の役…なかなかのトンデモ設定ですが、さらに言わせてもらうならば、これだけBLで引っ張っておいて、本編では、BLのBの字も感じさせない、普通のファンタジー展開。一体、何のための「姉の男を奪ってしまった」設定かって話です。
     ヒロインシエリナが転生者で、嫁ぎ先のサイフリード公爵家が呪われていて…というところまでは、よくある話。でも、そこに前公爵の忘形見の双子や、ドラゴンが絡んでくると、一癖も二癖もある登場人物が縦横無尽に入り乱れて、もはやカオス状態…はっきり言って、登場人物、多過ぎます!シエリナとヒーローキリアン、そして、キリアンの甥と姪である双子のエルヒとアイリンの呪い関係だけで、正直お腹いっぱい。ここに、どうやってシエリナの弟シオンを絡ませて、BLテイストにもっていくつもりなんだろ…?
     ところで、どうもこの公爵家の呪いの裏には、シエリナの実家であるキエフ大公家が、深く関わっている模様…お?いよいよ、シオン登場で、ファンタジーからBLへと路線変更か?

    • 4
  2. 評価:3.000 3.0

    ♩ありの〜ままで〜♫

     ポチャ子とイケメン男子のウブ恋は、結構描き尽くされた感のあるネタですが、あじた先生の描くヒロイン沙奈は可愛く、ヒーロー日下部氏は誠実そうなので、ま、いっかなあと…。キャラの魅力に、大いに期待しています。
     その上で、敢えてひと言。睨まれていると感じた沙奈が、その理由を問うたところの「むしろかわいくて仕方がない」という、日下部氏の返答の違和感。異動間もなくの、まだ十分信頼関係を築いたとはいえない上司と部下の間柄で、これはまずいでしょ。下手すりゃ、ハラスメント案件よ〜。せめて「心の声」にしとけば、よかったね。
     ま、ハラスメントも、受け取る側が相手に対して好意をもっていれば、ハラスメントに当たらないみたいだから、あ”〜、人間関係って、言葉って、本当に面倒くさい…。
     さて、今後の展開ですが、ヒーローの溺愛三昧は決定事項として、気になるのは、沙奈のビジュアル。このままポチャ子でいくのか、それとも一念発起して…?願わくは、ありのままの現状維持で、最後まで突っ走ってほしいと思っています。

    • 2
  3. 評価:3.000 3.0

    異世界で未成年のカクテル作り許される?

     はっきり言って、面白い。でも、面白い以上に気になるのが、ヒロイン莉奈の口の悪さ。ただ、言葉遣いが悪いというわけではない。何様?っていうくらい、傍若無人。感じが悪いこと、この上ない。
     聖女として?勝手に召喚された訳だから、怒りたくなるのも分かる。そして、確かにメシマズ世界の設定だから、美味しい料理を作って、有り難がられることも理解できる。でも、料理自体は特別なことは何もない、普通の味付けだし、何よりも意地悪気分で作っていることが多いから、特に美味しそうにも見えない。もてはやされるのは、そこがメシマズの世界だからでしょ?
     悪いけれど、口の悪い食堂のおばちゃんが、全てを仕切っていて、誰も口出せない感じによく似ている。おまけに王族を始め、ドラゴンまでも、なぜかしらヘイコラしているから、ますますつけ上がって、手に負えない。
     一番気になるのは、未成年である莉奈が、作中で何度もカクテルを作っていること。異世界だから、漫画だから、未成年のアルコールの扱い、許される?自分的には、そうは思えませんが、この内容で配信されているってことは、世間的にOKなのでしょうね。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    ご都合主義多めのシンデレラストーリー

     ざっくり感想を言わせていただければ、「この話にもっていくために、いろいろご都合主義なところはあるものの、正直者が馬鹿を見なくて済んで、取り敢えずはよかった話」でしょうか。
    ご都合主義①…「動かぬ証拠を掴んでから、殴り込んでこい」
    名前判明は、真相解明のきっかけ。自分の婚約者の浮気相手が、本当に「白川陽香」かどうか、動かぬ証拠を集めなきゃですよ、ヒステリックモブ婚約者さん。
    ご都合主義②…「なぜ名誉毀損で、訴えない?」
    今回、陽香が会社に居づらくなったのは、常務の婚約者が、人違いをして騒ぎ立てたから。ならば、名誉毀損で、訴訟を起こせるはず。何?費用がない?そんなもん、勝訴してからの、後払いよ〜(を、潔しとしないヒロインなんだろうなぁ)
    とまあ、そもそも序盤から、ツッコミどころ満載。陽香と貴文が、憎からず想い合うようになるところは、仕方がないにしても、その後もいろいろ「都合の良い事実」が判明していきます。
    「香道」という切り口は、面白かったのに…。ご都合主義の上に成り立ったシンデレラストーリーという感じが、ちょっと勿体無かったかな。

    • 2
  5. 評価:3.000 3.0

    嘘恋契約にしたワケは?

     よく「偽装結婚」なんて設定のお話があるけれど、本当の本当に偽装結婚しなくちゃいけないの?と感じることが、ままある。ネタが現代ものの場合は、特に。
     だから、今作の陽菜と颯太の「嘘恋契約」も、甚だ疑問。別に、ルームシェアで、よかったんじゃない?防犯のためですって言えば、親に対しても、ごまかしをせずに済んだ訳だし…。
     とすると、「嘘恋契約」の狙いはただ一つ。「気心の知れた」幼馴染の颯太が、いよいよ本腰を入れ始めたってこと…?確かに、陽菜はニブい。都合よく「気心が知れた」の上に、胡座をかいている。颯太よ、今のままでは、一生都合のよい幼馴染という立ち位置から、抜け出せそうにないわなぁ。
     さて、このまま順当に「実は大事な人でした〜」路線に収まるのか、それとも、一捻り、二捻りある展開を期待できるのか…う〜ん、しばし様子見です。

    • 1
  6. 評価:3.000 3.0

    主人公は誰?

     タイトルからいけば、当然主人公は、双子の姉のほうで、男装令嬢であるデーン(デルマ)。母の期待に応えるため、一生懸命男性であろうとする姿は、健気を通り越して、哀れにも感じられます。どちらかというと、妹のルイスのほうが、放置されて育った分、逞しくて現実的。もしかしたら、こっちが主役?はたまたW主演か…
     ヒロイン争い?に加えて、ヒーロー争いのほうも熾烈。ドラゴンのロスが、ヒーローかと思ったけれど、皇太子ジェレミーの存在感も、なかなかのもの。つまりはこのお話、クセつよキャラが多数出演していて、ちょっと視点が定まり難い雰囲気のようです。
     中でも、デルマとルイスの母親ジーナの強かさは、際立っています。出産前に夫を亡くした、悲劇の侯爵夫人と思いきや、娘を息子と偽っての家督の継承、それも子供たちを守るためというより、自分自身の欲のため?挙げ句の果てに、デルマを排除し、ルイスに婿をとって、子供を産ませようと画策するとは…自分にはプレテリアの血は、一滴も流れていないのにね。
     さて、デルマがロスと契約して、母親にざまぁして終わり…みたいな単純な流れで、よいのでしょうか。意外と先を読みにくい人物設定で、より興味が惹かれる作品です。

    • 3
  7. 評価:3.000 3.0

    顔面崩壊っ?!(笑)

     ゲーム内の悪役令嬢やモブに転生したほうが「ヒロイン」で、正ヒロインが結構なワルで、ヒーローが「ヒロイン」と結ばれる〜という、この頃流行りのお話みたいですが、それにしても、画が雑すぎませんかぁ?「ヒロイン」もヒーローも、腹黒正ヒロインも、コマによって全然人相が違って見えて、引きの画面では特にそれが顕著。
     まあ、「ヒロイン」はモブだから、顔つきがキツいのは想定の範囲内だし、腹黒正ヒロインが、不細工に豹変するのも当然だけれど、推しの隠し攻略ヒーローまでも、顔が崩れてイケメンに見えないのは、何故???
     救いは、「ヒロイン」が、ある程度自分の意思で、リサに転生したようであること。(多分、事故死はしていない…)大抵、有無を言わさず転生させられていることを考えると、「リサ」の思いに応えて、生き抜こうと奮闘する彼女、いっそ清々しいです。自分のための、生き直しでもあるもんね。
     諸々吹っ飛ばしてもいいけれど、自己中腹黒モモちゃんの鼻をへし折るところだけは、見たいかなぁ。

    • 1
  8. 評価:3.000 3.0

    作者名を明示すべきでは?

     キャラ設定とシチュエーションは様々なれど、起(ヒロインが、どん底に落ちて)ー承(正ヒーローと出会って)ー転(ヒロインの今後を左右する、ちょっとしたイベントがあって)ー結(兎にも角にもハッピーエンド♡)という流れは、基本全て同じ、安全安心の溺愛アンソロジーです。
     ところで、どの作品にも作者名が明示されていないような気がするのですが、電子版だから、タイトルや作者名が書かれた表紙が、割愛されたのかな?電子画面上では、一緒くたに表記されているんですが…。確かに、ほとんどの作者さんが(めちゃコミさんでは)、この作品だけという方が多そうですが、だからこそ作者名は、それぞれ明示されるべき。もしかしたら、新しく「推せる」作家さんと、出会えるよい機会かもしれません。

    • 3
  9. 評価:3.000 3.0

    上手にとっ散らかっています

     この頃流行りの異世界転生モノの中に、「獣医師」ジャンルが確立しつつありますが、この作品もその一つ。人気の「モフモフ」に最接近するためには、「獣医師」が最適なのかもしれません。
     ヒロインマリアは、養子らしいけれど、珍しく?義父母に虐げられていない設定。愛情不足もどきの我儘お嬢、義妹ローズが面倒くさくて?早々に家から離れようとするなど、前世同様、独立心旺盛な女性です。そんなマリアが、ヒーローアインスのヒョウを見事治療し、経済的自立を目指すはずが…というところから、本当に物語が始まります。
     マリアが、前世の獣医師としての知識を駆使して…は、想定の範囲内ですが、「動物たちと話ができる」設定は、何?その最強チートスキルわ?って感じ。この世界に獣医師という仕事が存在していないというのも、ヒロインにとって、かなり都合の良い流れ。そのくせマリア、字が読めなかったり、ローズや移動の途中で出会ったイケメンジェラードなどの訳アリキャラが、存在感を主張したりして、その設定必要?という、ちょっととっ散らかった印象です。
     平民マリアと王子アインスとの身分格差は、「拾い子ー養子」設定からの力技で、何とかするのかな。いろいろご都合主義が見え隠れしますが、そこは上手に生きていってもらいましょう。

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  10. 評価:3.000 3.0

    身代わり「令嬢」といえるのか

     ああ、またこのパターンか…という感じ。義母、義姉妹から虐げられていたヒロインが、イケメンで力もあるヒーローと出会い、ざまぁするという…どの作品と、いつ出会うのかによって、二番煎じ、三番煎じ感も異なると思うのですが、自分の中では、こちらの作品は後手に回ったクチで、う〜ん、かなり厳しい目で見てしまいます。
     まず、身代わり「令嬢」ですが、令嬢として認知されている感がない。ただ、血を引いているだけでは、「令嬢」とは言わないでしょ?カトリーナ母、愛人というわけでもなさそうだったし、同じ敷地内にカトリーナ母娘を住まわせていたのは、明らかに伯爵夫人の腹いせ+嫌がらせ。
     義妹シャルルの言葉遣いも、明らかに違和感。敵方悪役令嬢的に、ワルさを強調したかったのかもしれませんが、いくら何でも貴族令嬢「ク◯」は使わんて。庶民以上に、庶民以下です。
     そして、伯爵夫人を義母、シャルルを義妹としている件だけれど、そもそも、カトリーナ母と伯爵の間に、婚姻関係はなかったのだから、その認識はおかしくない?ちなみに、伯爵夫人とシャルル、トンデモ悪役として描かれているけれど、もともとの性格の悪さはさておき、彼女たちが怒るのは、当然の権利。だって、浮気された上に、子どもまでって…ヘタレ伯爵の罪は重い。
     身代わりとなったことで、初めて伯爵家から「認知」されたカトリーナ…この後は、お決まりの王道パターンかな?せめて、氷の王子クラレンスの豹変ぶりでも、楽しむとしましょう。

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