Mayayaさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全188件
  1. 評価:3.000 3.0

    ポーション師の下克上物語…多分

     う〜ん…大病院を舞台とした医療系ドラマの弊害?医師が、看護師、薬剤師、事務員等を下に見ているってイメージ…。確かにそういう側面が、「まだ」すっかりは、なくなっていないわけではないと思うけれど、個人病院なんかは、そんなことやっていたら、立ち行かないよ〜💦
     だから、ガイアックを大病院の院長、ヒナタを薬剤師的な位置付けで、このお話を進めようとしているのなら、ちょっと旧態依然的なネタの扱いかなぁと思ってしまいます。
     それでも、下克上+勧善懲悪的なストーリーは、嫌いじゃない。ヒナタの周辺が、タイプの違う、でも、みんな可愛い女の子ばかりなのは、さすが少年漫画!という感じだけれど、それも折り込み済み。「薬品調合」「素材活性」「素材鑑定」のスキルをフル活用して、まずは、ガイアックたちの鼻っ柱を、ボッコボコにへし折ってくれることを期待しています。

    • 1
  2. 評価:3.000 3.0

    選択の自由度を欲すの件

     正直、「悪役令嬢」モノは、もう飽きています。だって、大体どの子も「悪役」なんかじゃなく、ほとんどが普通以上のバランス感覚をもっている、社会性まともな子たち。そして、俗に言う「原作のヒロイン」たちのほうが、とんでもなくお馬鹿ちゃんか、そっちが悪女じゃん!と描かれることが多く、大抵逆転「ざまぁ」されて、おしまい…だいたい、このパターンじゃありませんか?
     長崎出身のトークの上手い、眼鏡をかけた語り部さんの歌にもあります。「自分の人生の中では、自分が主人公…」悪役令嬢モノを読んでいると、ホントそう思います。
     ただ、アンソロジーの良いところは、5話前後で完結しているので、いつまでもイライラせずに済むところですよね。その分、玉石混交なので、課金してみないと画の感じが分からず、好みのものを引き当てられるかどうか、ちょっとした宝くじ気分。
     願わくば、「試し読み」で第1作目の冒頭を紹介するのではなく、それぞれの作品のダイジェストにしてくだされば、選択しやすくなるのではないでしょうか。執筆陣に、これからの作家さんが多そうなので、ぜひ検討していただければと思います。

    • 10
  3. 評価:3.000 3.0

    泣けない人魚と生き残り公爵

     逃げ出した先で湖に飛び込み、初めて自分が「人魚」だと知ったアイーシャ…ん?どの程度の水量と触れ合えば、尾鰭になる?やっぱ、池、湖、海レベルは必要で、ちょっと水がかかったくらいでは、変身しないんだろうな…(多分)と、まあ、ツッコミどころ満載です。
     謎設定は、他にも…人魚であるアイーシャの涙は、なんか凄い力を秘めているんだけれど、彼女はどうしても泣くことができない…ヘイデンの一族は、当主になる者が、他の家族の命を奪って、ひとり生き残ることになる…う〜ん、公爵家がここまで、存続できたのが無理不思議。
     皇帝は俗物だし、皇后と皇后弟もアイーシャの力を欲しがっているし、四面楚歌ってこういうこと?そして、「妹」アイーシャに執着する「兄」ヘイデン…あっちこっちで、新しい設定を展開し始めるので、かなりとっ散らかった状態です。
     それでも、読み続けてしまうのは、ズバリこの話の続きが気になるから…。これだけとっ散らかったものを、無事回収できるのか、結構気になっていますわ〜。

    • 1
  4. 評価:3.000 3.0

    人はそれを「夜伽」と云ふ

     タイトルに「夜伽」の文字を入れたのは、悪戯に興味と想像を掻き立てたかったからなのか…確かに、王様を退屈させないために、様々な「お伽話」を寝物語として聞かせるという意もある「夜伽」。でも、現在では、ほとんどの人が、それとは異なる意味で、この言葉を捉えている。羊を数えて眠りに誘うことを、「夜伽」と考える大人は、まず居りますまい。どう考えても、「寝かし付け係」でしょ!
     その必殺?「羊数え歌」を加護にもつメリエール(←名前そのものが、暗に羊!)は、無能で役立たずということで、家族から蔑ろにされていたものの、第二王子ランドルフに召し上げられたことによって、一発逆転、ハッピーライフを送ることに…?!かどうかは、もう少しストーリーが進まないとです。
     気になるのは、登場人物たちの瞳の下のほうにへばり付いている、白い光?影?か何か。ハイライトの一部のつもりだったのかな。個人的には、目ヤニに見えてしまうのですが、多分、気のせいですわ(笑)

    • 3
  5. 評価:3.000 3.0

    BL設定、必要ですか?

     物語の冒頭で、ヒロインが転生したり、憑依したり…よくある設定ですが、それ、本当に必要?って感じる場合が、ほとんどです。この作品は、その筆頭に位置するかも…?
     ヒロインが憑依した相手は、「姉の男を奪ってしまった」というBL小説の中の、実の弟に夫を奪われる妻の役…なかなかのトンデモ設定ですが、さらに言わせてもらうならば、これだけBLで引っ張っておいて、本編では、BLのBの字も感じさせない、普通のファンタジー展開。一体、何のための「姉の男を奪ってしまった」設定かって話です。
     ヒロインシエリナが転生者で、嫁ぎ先のサイフリード公爵家が呪われていて…というところまでは、よくある話。でも、そこに前公爵の忘形見の双子や、ドラゴンが絡んでくると、一癖も二癖もある登場人物が縦横無尽に入り乱れて、もはやカオス状態…はっきり言って、登場人物、多過ぎます!シエリナとヒーローキリアン、そして、キリアンの甥と姪である双子のエルヒとアイリンの呪い関係だけで、正直お腹いっぱい。ここに、どうやってシエリナの弟シオンを絡ませて、BLテイストにもっていくつもりなんだろ…?
     ところで、どうもこの公爵家の呪いの裏には、シエリナの実家であるキエフ大公家が、深く関わっている模様…お?いよいよ、シオン登場で、ファンタジーからBLへと路線変更か?

    • 5
  6. 評価:3.000 3.0

    ♩ありの〜ままで〜♫

     ポチャ子とイケメン男子のウブ恋は、結構描き尽くされた感のあるネタですが、あじた先生の描くヒロイン沙奈は可愛く、ヒーロー日下部氏は誠実そうなので、ま、いっかなあと…。キャラの魅力に、大いに期待しています。
     その上で、敢えてひと言。睨まれていると感じた沙奈が、その理由を問うたところの「むしろかわいくて仕方がない」という、日下部氏の返答の違和感。異動間もなくの、まだ十分信頼関係を築いたとはいえない上司と部下の間柄で、これはまずいでしょ。下手すりゃ、ハラスメント案件よ〜。せめて「心の声」にしとけば、よかったね。
     ま、ハラスメントも、受け取る側が相手に対して好意をもっていれば、ハラスメントに当たらないみたいだから、あ”〜、人間関係って、言葉って、本当に面倒くさい…。
     さて、今後の展開ですが、ヒーローの溺愛三昧は決定事項として、気になるのは、沙奈のビジュアル。このままポチャ子でいくのか、それとも一念発起して…?願わくは、ありのままの現状維持で、最後まで突っ走ってほしいと思っています。

    • 3
  7. 評価:3.000 3.0

    異世界で未成年のカクテル作り許される?

     はっきり言って、面白い。でも、面白い以上に気になるのが、ヒロイン莉奈の口の悪さ。ただ、言葉遣いが悪いというわけではない。何様?っていうくらい、傍若無人。感じが悪いこと、この上ない。
     聖女として?勝手に召喚された訳だから、怒りたくなるのも分かる。そして、確かにメシマズ世界の設定だから、美味しい料理を作って、有り難がられることも理解できる。でも、料理自体は特別なことは何もない、普通の味付けだし、何よりも意地悪気分で作っていることが多いから、特に美味しそうにも見えない。もてはやされるのは、そこがメシマズの世界だからでしょ?
     悪いけれど、口の悪い食堂のおばちゃんが、全てを仕切っていて、誰も口出せない感じによく似ている。おまけに王族を始め、ドラゴンまでも、なぜかしらヘイコラしているから、ますますつけ上がって、手に負えない。
     一番気になるのは、未成年である莉奈が、作中で何度もカクテルを作っていること。異世界だから、漫画だから、未成年のアルコールの扱い、許される?自分的には、そうは思えませんが、この内容で配信されているってことは、世間的にOKなのでしょうね。

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

    ご都合主義多めのシンデレラストーリー

     ざっくり感想を言わせていただければ、「この話にもっていくために、いろいろご都合主義なところはあるものの、正直者が馬鹿を見なくて済んで、取り敢えずはよかった話」でしょうか。
    ご都合主義①…「動かぬ証拠を掴んでから、殴り込んでこい」
    名前判明は、真相解明のきっかけ。自分の婚約者の浮気相手が、本当に「白川陽香」かどうか、動かぬ証拠を集めなきゃですよ、ヒステリックモブ婚約者さん。
    ご都合主義②…「なぜ名誉毀損で、訴えない?」
    今回、陽香が会社に居づらくなったのは、常務の婚約者が、人違いをして騒ぎ立てたから。ならば、名誉毀損で、訴訟を起こせるはず。何?費用がない?そんなもん、勝訴してからの、後払いよ〜(を、潔しとしないヒロインなんだろうなぁ)
    とまあ、そもそも序盤から、ツッコミどころ満載。陽香と貴文が、憎からず想い合うようになるところは、仕方がないにしても、その後もいろいろ「都合の良い事実」が判明していきます。
    「香道」という切り口は、面白かったのに…。ご都合主義の上に成り立ったシンデレラストーリーという感じが、ちょっと勿体無かったかな。

    • 2
  9. 評価:3.000 3.0

    嘘恋契約にしたワケは?

     よく「偽装結婚」なんて設定のお話があるけれど、本当の本当に偽装結婚しなくちゃいけないの?と感じることが、ままある。ネタが現代ものの場合は、特に。
     だから、今作の陽菜と颯太の「嘘恋契約」も、甚だ疑問。別に、ルームシェアで、よかったんじゃない?防犯のためですって言えば、親に対しても、ごまかしをせずに済んだ訳だし…。
     とすると、「嘘恋契約」の狙いはただ一つ。「気心の知れた」幼馴染の颯太が、いよいよ本腰を入れ始めたってこと…?確かに、陽菜はニブい。都合よく「気心が知れた」の上に、胡座をかいている。颯太よ、今のままでは、一生都合のよい幼馴染という立ち位置から、抜け出せそうにないわなぁ。
     さて、このまま順当に「実は大事な人でした〜」路線に収まるのか、それとも、一捻り、二捻りある展開を期待できるのか…う〜ん、しばし様子見です。

    • 1
  10. 評価:3.000 3.0

    主人公は誰?

     タイトルからいけば、当然主人公は、双子の姉のほうで、男装令嬢であるデーン(デルマ)。母の期待に応えるため、一生懸命男性であろうとする姿は、健気を通り越して、哀れにも感じられます。どちらかというと、妹のルイスのほうが、放置されて育った分、逞しくて現実的。もしかしたら、こっちが主役?はたまたW主演か…
     ヒロイン争い?に加えて、ヒーロー争いのほうも熾烈。ドラゴンのロスが、ヒーローかと思ったけれど、皇太子ジェレミーの存在感も、なかなかのもの。つまりはこのお話、クセつよキャラが多数出演していて、ちょっと視点が定まり難い雰囲気のようです。
     中でも、デルマとルイスの母親ジーナの強かさは、際立っています。出産前に夫を亡くした、悲劇の侯爵夫人と思いきや、娘を息子と偽っての家督の継承、それも子供たちを守るためというより、自分自身の欲のため?挙げ句の果てに、デルマを排除し、ルイスに婿をとって、子供を産ませようと画策するとは…自分にはプレテリアの血は、一滴も流れていないのにね。
     さて、デルマがロスと契約して、母親にざまぁして終わり…みたいな単純な流れで、よいのでしょうか。意外と先を読みにくい人物設定で、より興味が惹かれる作品です。

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