Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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211 - 220件目/全254件

  1. 評価:5.000 5.0

    ハリネズミ?いえいえ男前です、帆月くん

     紀衣がなぜ、曇りのない眼で帆月くんを見ることができたのか…それは、「何があっても できる限りのことをしよう」とする父親を見て育ったから。そのことを理解して、紀衣の父親に誠実に向き合おうとする帆月くん、ほんっとオトコマエ!猫かぶり女子たちを、バッサバッサと突き放すところも、スッキリポイントです。
     何も言わなくても、味方になってくれる誰か(帆月くんにとっては紀衣)がいることの大切さを、改めて教えてくれた「恋するハリネズミ」 エロはないけれど、キュンはてんこ盛り、小・中学生にでも安心して読ませられる本物の全年齢版物語、自信をもってお薦めです。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    TVドラマより断然よい!

     このお話を知ったきっかけは、配役がジャニー○尽くしのテレビドラマ。第一印象は「キャスティング、ホントにこれでよいの?」だから、原作にやって来ました。A:その答えは「絶対、清水ユウ先生の原作のほうがよい!」スイが微妙に今イチな上に、ときたかのイメージ全然違うし〜で、三次元化の難しさを改めて感じました。
     本編は、2、3話ずつのひとまとまり構成で、飽きずに焦れずに読み続けることができます。さして面白くもない人間関係が、お話の中にぶっ込まれてくることもなく、優しくあたたかく美味しい時間が流れます。現実の街から「喫茶店」がどんどん姿を消し、大手コーヒースタンドチェーンに置き換わってしまった昨今、せめて漫画の中だけでも、鹿楓堂みたいな和喫茶を大事にできる世界であり続けたいなと、切に願って止みません。

    • 7
  3. 評価:5.000 5.0

    イケメンが大渋滞!!

     コマをスクロールして、まずびっくり!多分ヒーローであろう日高綾斗はイケメンだけど、他にもイケメンが大渋滞!! 一弥、マコ兄、陸、タカ、みんなハイレベルで、もしかして、このお話、オムニバスの中の一編だった?彼らもそのうち、ヒーローになるの? ヒロイン舞の初恋相手で、実はゲス男だったヒロ(広樹)も再登場?と、???が3つ並ぶほどのハイスペックイケメンが揃っています。
     恋に恋する舞を成長させようと、綾斗は恋愛指南を始めますが、まあ、この男、何を考えているんだか…。6年前、舞に言いかけた「10年経っても…」が、もし本気だったのなら、いよいよ舞に対してアプローチをかけ始めたと見る向きも? 一方、舞の真っ直ぐな性格は、ややもすると天然の域で、綾斗のレクチャーがほとんど通じません。こりゃ綾斗、苦労するわ…。でも、それが舞のよさじゃなかったの?
     タイトルの「大人の初恋」をはじめるのは、いったい誰なのでしょう。綾斗がイケメン大渋滞から一歩抜け出し、舞の心をがっちりホールドするだろうと期待して、星5です。

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    日常と非日常との間の物語

     横溝正史や江戸川乱歩を読んで育った世代にとって、この作品のもつ雰囲気には、たまらなく懐かしいものがあります。(もちろん時代は微妙に異なりますが…)大正あたりまで、日本人は本当に「妖怪」なるものと共存していたのではないのかと…。そう信じたくなるようなストーリー構成と画力が、この漫画にはあります。
     一つのエピソードが3〜5話構成のことが多く、それぞれ結末を迎えつつ、最終話に向かって収束していきます。そして、人と人ならざる者たちとの時間の流れの違いを痛感させられます。
     エピソード毎に少しずつ読むもよし、一気に最終話まで突っ走るもよし、どちらを選んでも楽しめること間違いなし!八百万の神や付喪神同様、妖も大事にしてきた古き良き日本の風景にタイムスリップできる、そんな不思議な漫画、星5でオススメです。

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    終わるに、終われない?!

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     ぼんやりしていたら、大量無料放出期間が終わっていた…で、ヤケになって、コミックス、発売分全巻購入しました。期待どおり、やっぱり、ずうっと、ベタベタラブラブですね〜。よき哉よき哉♡
     ただ、ふと思った…入籍をして、みんなに祝福されて結婚式まで挙げて、この後、このお話は何を目指すの?と。もしかして、終わるに終われなくなってる?そこで、ラストを予想してみました。
    ①このままダラダラと続いて、なんとなく終了。
    ②妊娠、出産を経て、大団円。
    ③どちらかが病死あるいは事故死で、衝撃のラスト!(それだけは、やめて〜。)
    ④「フルバ」「帝都初恋心中」のように、一気に、ん十年後へ…。
    ⑤まさかのナレ死?!    まあ、③と⑤は、半ば冗談ですが…。

     深見さんが、何故そこまでリサに惚れているのか、今だによく分からないのですが、まあシンデレラストーリーと思えば、それもアリかなと…。ただ、前出のように、このお話、一体どこに向かっているのか、それがとても気になります。ここまで引っ張ったんだから、すっきり綺麗にラストを迎えてほしいな…。期待しています!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    ファンタジー?だけじゃない、道徳です!

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     ファンタジー、冒険活劇、人外ロマンスなど、このお話のジャンル分けは人それぞれでしょうが、その根底に流れるのは倫理、哲学、道徳です。困難を困難とは思わずいつも前向きに、そして心のままにサリフィが発する言葉は、そのひとつひとつが宝物のように輝いて、相手の心に光を届けます。そして、多くの魔族の友を得ていきます。
     それにしても、サリフィは何故あんなに力強く、優しい言葉をもっているのでしょう。教育を受けたとは思えません。生贄としての運命を知ったときから、一日一日を大切に生きてきて、その結果、多くを考えるようになったからなのでしょうか。贄姫七不思議の一つです。
    「どんな風に生まれたって 自分は自分にしかなれない あなたになれるのは あなたしかいないんだから 生まれた意味なんて…それで十分じゃない…!」このサリフィの言葉は、そのまま友藤先生のメッセージなんだろうな。そして、結婚式でのモノローグ「私は 私に生まれて 本当によかった」全てのエピソードが、この言葉のためにあったのだと思います。

     生きている自分を愛おしく思わせてくれる作品、それがこの「贄姫と獣の王」です。勇気をもらいたいときに、絶対読み返したくなる、今更ながらの星5超えです!

     ところで、クライマックスでおーさまを支持するために、たくさんの魔族が集まってきたシーン、似たような場面をどこかで見たことがありませんか?昭和の名作「みなしごハッチ」のクライマックスシーン、スズメバチとの闘いの場面で、ハッチを助けるために、たくさんの昆虫たちが駆けつけたシーンを思い出したのは、私だけ?

    • 5
  7. 評価:5.000 5.0

    ある意味奇跡!

     SNS隆盛のこの時代、どう頑張ればこんな鈴ちゃんみたいな子に育つのか、とっても不思議です。門限6時?水戸黄門?JKだよねー?おじいちゃんの育て方もあったんだろうけれど、ここまで純粋培養なのはある意味奇跡です。
     一方、野宮くんも浮世離れしてるよね。このハイスペックさで、女の子と付き合う気がないって、どーゆーこと?まるで鈴のために用意されたような、絶妙なキャラ設定です。
     こんな2人だから、付き合い方も焦れったいこと焦ったいこと。でも、このお話は、そこがいいんだよなあ。なんだかんだ言っても、この2人、友達にも恵まれているし、ずっと読んでいられる有栖川鈴ちゃんの不思議ワールド、星5でおススメです。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    「いつわり」を「ほんもの」に

     綾瀬理人にとって、押し寄せる見合い話を回避するための契約婚…ただ、その相手の桜井遥菜は、彼にとって大切だった誰かを思い出させるような風貌のよう…ただの「契約婚」だけではない、ここから何か新しいものが始まりそうな予感です。
     結婚間近の相手から、とても酷い方法で傷付けられた遥菜ですが、それでも前を向いてベストを尽くそうとする姿には、心からエールを贈りたくなります。そして、綾瀬理人…根っこのところで心を閉ざしている感はあるものの、金森ケイタ先生史上、最高のハイスペックイケメンキャラではないですか?この2人に、ぜひ「いつわり」ではなく「ほんもの」の愛を見付けて欲しいのですが、それぞれに抱えているものや想いが違い過ぎて、なかなか一筋縄ではいかないようです。
     契約婚の期限は1年。限られた1年間で、この2人がどんな形でもいいから「本物」を見つけてくれることを信じ、期待を込めて星5です。

    • 2,552
  9. 評価:5.000 5.0

    1本で3本分面白い、さすが青年漫画!

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    正直、着物は見るものであって、日常着るものではないという印象。それは、
    ①着るのが面倒くさい。着せてもらうのも面倒くさい。時間もかかる。帯なんて、どーすりゃいいの!?
    ②保管が大変。たたみ方面倒くさい。洗えない場合が多いから、とにかく保管に気を使う。
    ③値段が高い!ある意味、オートクチュールかって。
    ④ドレスコード?しきたり?面倒くさい。TPOにいろいろ縛られすぎ。
    ⑤動きにくい!!
    だからこそ、着物のある生活を当たり前のように送っているもものことを、心から応援したくなるのです。こんな女の子、この日本のどこかに、絶対いて欲しいなって。ある意味、日本男児の“夢”でしょうね。

     青年漫画ジャンルだなあと思うことは、他にもあります。まず、ももが着物に着替えるシーン。全てではありませんが、あー、男のコを喜ばせたいんだナーという意図を感じるときが何度か…。そして、椎名さんにフラれた後も、結局は彼を忘れられないもも。(最初に告ったのも、ももの方からだしね。)女性目線の漫画だったら、ももと椎名さんの関係レベル(仕事の取引先)だったら、さっさと次に行ってると思う。だって、特に接点ないもの!これは、一途に俺のことを想ってほしいという、男性の願望の表れでは?

     ももと一緒に、関西圏をはじめとするあちらこちらの「おでかけスポット」を回れるのは、このコロナ禍の状況では癒しです。早く本当に行ってみたいです。各回で紹介されるももの着物姿を、カラーで見られないのは残念ですが、こちらはコミックスの巻頭ページで全て楽しめます。(配信では、コミックスの表紙のみで、全てではない!残念。)

     一度はうまくいかなかった、ももと椎名さん。今は遠距離恋愛で、会える回数は少ないながらも、大切に愛を育んでいます。さて、この先は…。
     ももの着物コーデ、各地のおでかけスポット、そして、ももと椎名さんの恋の行方と、1本で3種類分美味しい欲張り漫画、もちろん星5でおススメです。

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  10. 評価:5.000 5.0

    このままイチャラブを喰べ続けたい

     異種婚モノのお話は多々あれど、そのほとんどが切なく、苦しく、山あり谷ありで、場合によっては、ヒーローかヒロインどちらかが命を落とし、哀しく辛い結末になるものも…。それに対して、この「鬼喰べ」ときたら、イチャイチャラブラブ、イチャイチャラブラブで、正に「溺愛」と「すれ違い」が大渋滞!山があってもせいぜい高尾山?いえいえ弁天山程度で、大体2話分で収まるところに収まります。だから、とってもリーズナブルに安心して読むことができる、美味しい作品なのです!酒呑は正統派イケメンなのに中身はデレだし、真白は心優しく愛らしいのに中身は天然だし、完璧に「破れ鍋に綴じ蓋」のお似合い夫婦、画の雰囲気もぴったりハマっています!もう、読まないという選択肢は、あり得ません!
     ただ一つ心配なのは、このお話、この後どこへ向かうのかということ。山も谷も当て馬もいらないから、このままずっと、イチャラブ道を貫いて欲しいと、切に願います。勿論、迷わず星5です。

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