Mayayaさんの投稿一覧

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111 - 120件目/全408件
  1. 評価:5.000 5.0

    ツンデレvsツンデレのじれキュン物語

     ミハダス帝国、まるで蟻か蜂と同じ生態かって話。男が家族になれるのが、子供の父親と認められるか結婚かのどちらかっていう、まあ、アマゾネスよりは多少マシな母系社会…でも、このせいで、キロナとジェイドの関係は、てんてこ舞いです。
     冒頭から、妊娠ー5年後ー過去と、時間軸が行ったり来たり、おまけに、ヒロインキロナの娘ユーリの父親候補も、大魔法使い?赤毛の侍従?海の王?と、愉快な逆ハー状態で、まさにマンマ・ミーア!?冒頭の無料3話分を読んだだけでは、全く予想がつきません。
     ヒーロージェイドは、なぜキロナのもとを去ったのか、空白の5年の間に何があったのか、ユーリの父親は?そして、キロナの命は?…と、謎が謎呼ぶ展開は、既存の作品とは一味違う面白さを湛えています。
     ところで、タイトルに「ツンデレ騎士」とありますが、ジェイドにも負けず劣らずツンデレなのが、皇女殿下のキロナ。まあ、命に期限をつけられているせいで、ツンデレ仕様も仕方ありませんが、拗れまくっている要因は、彼女のほうにあるような…。本当の「不治の病」は、恋の病?!ツンデレvsツンデレの恋の駆け引き、どちらに軍配が上がるのでしょうね。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    カルチャーギャップにやられました(笑)

     自身が高校生だったのは、遥か昔…日本の高校も、ここまで来たか〜と、感無量?です。
    ①制服じゃない!
     おしゃれは楽しいけれど、洋服代、大変だろうなぁ、親。
    ②髪形、髪色自由!
     前髪の長さ、及び肩にかかったら黒ゴムで結ぶ、あの屈辱は、今何処…
    ③学年越えた単位制!
     憧れの先輩と、授業で机を並べるチャンスが、高校でもあったのかも!?
    ④スマホ持ち込み自由!
     そもそも、んなもん存在してなかったし…
    まるで、アメリカン・ハイ・スクール?そんな中で繰り広げられる、才南と奏人先輩との恋の?わちゃわちゃが、とても楽しい作品です。見ようによっては、鬱陶しいほど「顔好き」の才南だけれど、その熱量が、少しずつ奏人先輩の心に伝わり、彼の行動を変える力になっていきます。悪意をもって絡んでくる登場人物はいないので、そこも安心ポイント。最新の?高校生活を追体験している気分になれること、請け合いです!
     一つ気になるのは、めちゃコミさんサイトでは、ずぅ〜〜〜〜〜っと更新されていないこと…一体、どんなウラ事情が?!課金の準備は整っています。才南と奏人先輩の恋のわちゃわちゃ、続きを早く拝ませてくださいませませ…

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    ヒーロー目線の匂わせ転生回帰物語?

     この手のお話のパターンって、大体知り尽くしたつもりでいたけれど、そっかー、まだこの切り込み方があったかーって感じ…ヒーロー目線で語られる物語、新鮮です。
     そのヒーローのレイヴンに関しても、ネタが小出しにされるせいで、飽きない、興味が尽きない。冒頭で、ん?現代人既婚者からの転生者?と匂わせ、途中エステレラの記憶の中に登場するあたり、回帰者?と匂わせ、百戦錬磨の遊び人という触れ込みだったのに、エステレラとのちょっとした触れ合いで、顔を赤らめ…う〜ん、レイヴンよ、どっちなんだいって、ツッコみたくなります。ま、あれほど回避し続けた結婚を、妹を犠牲にするよりはと受け入れたり、自分が去った後の、部下たちのことを慮ったりと、クズ公子らしくない行動なんだよね…。
     一方、ヒロインのエステレラも、訳あって悪女のふりをしている、実はお嬢様。こちらも、どうも回帰者らしいし、それどころか最強の「聖女」の可能性?エリアヒールができるのは想定の範囲内だとしても、魔物をビンタ?!当たり前だけれど、素手で!こりゃ、新しい…です。
     タイミングよく匂わせたり、ネタを小出しにされたりしているので、美しい画とともにストーリーにも惹きつけられ、興味の尽きない展開になっています。帝国一のクズ遊び人と冷血悪女カップルかと思いきや、実は、狼の毛皮を被ったワンコと真面目聖女との純愛物語かも…?!二人の行く末が、とても気になります。

    • 117
  4. 評価:5.000 5.0

    開き直りの美学

     流されるまま受け身で生きるか、目標を定めて主体的に生きるか、どちらの生き方でも構わないと思う。ただ、もし同じ人物が、二つの生き方をどちらも経験できるとしたら…きっとその二つの生は、大きく違ったものになるだろう…「千鶴の夜明け」これは、そんな物語。
     1周目の千鶴は、自分が「育ててもらった」引け目から、全て周囲の意のまま、流されるままに生き、その結果、大きな後悔を残して、愛する人藤四郎を失った。
     対する2周目の千鶴は、自分が生贄となる運命は受け入れつつも、そこに後悔を残さないよう、能動的に生きることを選択する。人間は、経験を重ねることによって、賢くなり、主体的に動くことによって、相手に先んじることができると、千鶴の行動から学ばされる。そして、千鶴が変わることによって、1周目では本音で向き合えなかった藤四郎との関係も、新しい局面を迎えることは、想像に難くない。何せ本当は、「一途な旦那さま」ですから。
     そもそも「生贄」とか「人柱」とかは、ときの権力者たちが、自分の都合の良いように、状況を変えるために利用したもの。ましてや、たかが村長程度の娘の香織某とやらに、大きな顔をさせる程度の低レベル集団。「山神」が本当に望んでいることなのか、甚だ疑わしい。
    「もういっかい きて」…1年後に迎える千鶴の夜明けは、1周目同様、生贄としての悲しい結末を迎えるのか、それとも、文字どおり千鶴と藤四郎にとっての新しい夜明けとなるのか…後者であることを、かたく願いつつ、次の配信を待ち遠しく思う自分がいる。

    • 386
  5. 評価:5.000 5.0

    ヤンデレが二人?!

     普通の女子が、悪女に転生して性格が激変、原作を改変すべく、あの手この手を繰り出して…という流れは、よくある話。でも、琴子先生にかかると、これ、面白いんです!
     まず、「ヒロイン」が、ふくよかちゃんという設定が、普通に面白い。前世で、家族や健康に恵まれなかった彼女が、健康な体を手に入れた今世、全てのことに感謝しながら、前向きに生きようとする姿に共感できます。座学、剣術、魔術、そして、ダイエット…努力の甲斐あって、家族と和解、体型はスレンダーに、親しい友人もできて、セリーヌの人生、そりゃもう順風満帆!!おまけに、聖女みたいな女神みたいな、すごい力も発現しちゃって、バッドエンド回避は確定事項?!
     このまま、ほんわか話が進んで、ヤンデレ化した第二王子ウィルさえ(第1話でネタバレ済み)何とかすればいいのかなと、高を括っていたのに、何とヤンデレが、もう一人!?そう、あの美しく完璧な第一王子ルイスも、何とヤンデレ化してしまったのです!さすが琴子先生、斜め上いく展開だわさ。
     さて、真のラスボス王子は、ウィルなのか、ルイスなのか、そして、おデブじゃなくなったセリーヌの運命は…?ということで、予測不能の前半コメディー&後半シリアスな異世界転生ファンタジー、星5で、超お薦めです。

    • 191
  6. 評価:5.000 5.0

    元日本人による、ユートピア建国物語

     もし、資本主義と共産主義のいいとこ取りで、資金の心配なく存分にインフラ整備を進め、みんな違ってみんないい国を造ることができたなら…そんな発想から、このお話は生まれたのかもしれません。
     主人公のヴァンは、出来損ないの烙印を押されて、実家の侯爵家から追放された8歳の少年。でも、中身は社畜リーマンのアラサー日本人男性。日本国憲法の下で育ち、いい意味で、勤勉で公平な日本人の良さを携えていた青年のようです。
     そんな彼が、ハズレ魔法である「生産魔法」を駆使して、インフラ整備を爆速で進め、適材適所で有効に人材活用しながら、誰もが安心して暮らせる領地経営を目指します。だから、とにかくヒーローのヴァンが、カッコいい!気持ちいい!よっ、人たらしって感じ。前世で受けた教育と経験を生かして、良きリーダーであろうとする「少年」の姿は、とっても素敵なんです!
     単なる理想話とみる向きもありますが、差別によって起こる社会構造の歪みや、特定の産業だけに頼る弊害、経済の不均衡、果ては国境・移民問題まで、さりげなく?現代社会に対する警鐘もぶっ込んでいるところが、この作品の隠れ推しポイント。
    「楽しい領地経営」ならぬ「楽しい領地防衛」なので、次から次へと難題が襲いかかりますが、それさえも、涼しい顔で?解決していくヴァン。理想的なリーダーによる、理想的な国造りの行く先が、ますます楽しみなユートピア建国物語、星5で絶賛お薦めです。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    復讐のその先にあるものは…?

     最恐の悪魔をも驚かせた三つの願い「汚い血の半分を抜き取って」「お母様を助けて」「奴らをズタズタに引き裂く」…それらを全て自分の手で行うために、イザベラは「時間を巻き戻す」ことを選択し、3年という時を遡ってきました。
     既に1周目で得ている情報の他に、彼女が使える強力な武器は、ブレイク公爵令息で半人半魔のカイドゥン。溢れんばかりの魔力を自在にコントロールしながら、イザベラの願いを叶えるべく、手を貸していきます。彼の母親でもある悪魔ヘラ=ルッチフェルと約束した時間は、わずか1年。その1年で、父コリンス伯爵、その愛人キャサリン、そして、本丸である第2王子アスターらを全て排除できるのか、ヒリヒリした展開が繰り広げられそうです。
     そして、一番気になるのが、イザベラのあの言葉「地獄で会いましょう、お父様」…既に第1話でネタバレしているように、裏切り者の浮気男イザベラ父が「地獄に落ちる」のは、決定事項、でも、イザベル自身も地獄行きということなのか…。比喩的な意味で使っているだけで、決して彼女自身が、自分の幸せを諦めていないことを願いたいと思います。
     イザベラの復讐は成功するのか、カイドゥンは完全な悪魔となり、魔王への道を歩み始めるのか、そして、二人の1年の契約の、その先にあるものは…?美しくも苛烈な物語の終末が、予想できません。

    • 29
  8. 評価:5.000 5.0

    第一側室オンリーワンでお願いします!

     魔法師の家系なのに、心獣を持たずに生まれてきてしまった公爵令嬢エレスティア。いつもなら、ここで家族から虐げられて…という展開になるのですが、オヴェール家は大丈夫。溺愛を通り越し、箱に入れて護っています?!でも、本来家族って、そうあってほしいよね。
     そんなヒロインエレスティア、実は、他人の心獣とも心を通わせられる「魔法の言葉」を知っている…ただの出来損ない令嬢ではなさそうです。おまけに、前世の記憶をもっているって、どこまで話を広げるのぢゃ?
     一方、ヒーロージルヴェスト様は、強面設定だけれど、それは笑顔を見せないだけの話で、心の中はデレデレ陛下。押し付けられた第一側室が、エレスティアと分かった途端、溺愛がダダ漏れて、片腹痛いです。縁結びの神?バリウス様、いい仕事してますなぁ。
     残念ながら、アイリーシャという、エレスティアを追い落とそうとする令嬢も登場し、モヤモヤする展開は、避けられそうもありません。ま、ジルヴェスト様は、眼中になさそうだけれどさ。エレスティアの自己肯定感の低さと、対抗勢力のもちゃもちゃが心配です。
     引きこもりとモフモフ心獣と、溺愛ヒーローとチート能力と、転生とライバル悪役令嬢と…人気の要素は大体網羅されている異世界溺愛ファンタジー、直江先生の画で更にプレミアが付いて、星5です。頼むから、側室を増やさないでおくれ〜。

    • 55
  9. 評価:5.000 5.0

    エロを割り引いても悪くない

     基本的に、全年齢版反対派ですが、この作品は悪くない。なぜなら、プロットがしっかりしていて、全て伏線回収されていて、スッキリとしたストーリー展開だから。まるで、美男美女揃い踏みの華流宮廷ドラマを観ているよう…「過激な表現」が含まれた完全版なら、少なくとも映像化は難しいかもです。
     主役は、男装してダンと名乗る、白蓮家の娘輝漣なのですが、その主役を喰ってしまうくらい魅力的なのが、輝漣の元婚約者青韻皇子(青の円部分の字が出ない!)。一見、高貴な生まれのイケメン遊び人風、その実、一途で、情に厚くて、義理堅くて、策士で、大胆で、ヒロイン輝漣を愛しまくってしまう、華流漫画史上最高のヒーローです。おまけに、エロテクも最上級なので、そちらの方面も文句なし!ただし、全年齢版だと、不完全燃焼?
     正直、無料分の7話までは、完全版も全年齢版も大差なし。ここから先が「過激な表現」の分かれ岐なので、どちらに課金するかはお好み次第。どちらを選んでも、後悔のないことだけは、保証します。(あくまで個人の意見です)名前にルビもふってくれているので、読み易いですよ。

    • 19
  10. 評価:5.000 5.0

    タイミングの悪過ぎる二人(笑?)

    「トツキトオカ」を始めとして、じれったくて拗れた恋を描かせたらピカイチ、葉月りゅう先生の純愛?物語です。
     まず、幼馴染同士でもあり、家庭教師とその教え子という関係の、ヒロイン六花とヒーロー聖…この二人は、既に立派な両想いなんです。それは、間違いないんです。でも、それを知っているのは、読者だけ!?という、テッパンのストーリー展開(笑)
     そして、この二人、間が、タイミングが、悪過ぎるんです!それぞれ相手に告白しようと、心の準備を進めてきたのに、何と親同士が再婚。義理の兄妹同士になっちゃった…その上、聖には、お見合いの話まで…!!
     おまけに、そのお見合い相手の霧子サン、聖がはっきりと断ったにも関わらず、「残り0.1%の可能性に賭けて、彼を諦めない」というポジティブ女子。悪い人じゃなさそうな分、後を引きそう…。
     さらにさらに、追い討ちをかけたのが、「避妊」問題。「否認」との認識違いなんだけれど、いっぱいいっぱいの六花には、「聖が避妊」と聞こえてしまった!これだから、法律用語って…さ。
     あ“〜、この二人、やっぱりタイミングが悪過ぎる。葉月先生、あんまり二人を拗れさせないでくださりませー。

    • 5

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