4.0
最初は引きこまれたけど・・・
奨学金を維持する為に、勉強もバイトも手をぬかない苦労人の七海と財閥御曹司の一条くんとの出会いは印象的ですね。
なけなしのお金が入った財布を落として、絶望してた七海を助けたのは一条くんだけど、
優しいと思ってた彼はとんでもなく世間知らずで傲慢だった。
漫画の世界では御曹司や金持ち登場は珍しくないけど、3人のお坊ちゃまたちがそれぞれの接点から七海に惹かれていく流れは面白かったけど、謎が多すぎたまま完結って中途半端だな。
一条くんの母親と理事長の関係は?
とんでもなく底意地の悪い一条くんのばぁさんと一条くんの父親が意味ありげに電話していた内容もいまいちよくわからない。
あれだけ身分違いだからと侮辱され心細い七海にそっぽを向いた一条くんにはがっかりで、付き合っている彼氏とは到底思えない。
まぁ、その後は七海の強さに助けられ別れる事は無いのだけど、結局、今やれることをやる位の曖昧な決意で物語は終わってしまいました。
せめてあのばぁさんをギャフンと言わせる位の終わり方して欲しかったな。
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