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幸せになってほしい
ヒーローは過去の出来事を跳ね除け、資産家になっています。しかし、父親の死の知らせを受けて家に戻ると過去に苛まれます。
ヒロインは亡くなる直前のヒーローの父親と知り合い、過去の出来事を知りません。
父親に対する考え方が違い生じたすれ違い。ヒロインに早く本当のことを話せばいいのにと思いつつ、ヒーローの心を思うと容易には語れない壮絶な過去。
ヒロインの両親もなかなかの問題があり、ヒロインの心が折れずに真っ直ぐすぎるのは不自然に感じるくらいです。ヒーローに疑われても傷つけられても受け止めるヒロインの心の広さはどうやって育まれたのか…。
最終的にはハッピーエンドなのでそこは安心して読み進めることができます、藤田先生の絵が好きです。
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夜明けを待ちわびて