5.0
是非最後まで読んでほしい!
前半は、それぞれのキャラの謎や秘密設定がどんどん発覚して、最後に向けて伏線が一気に回収されていく感じです。
登場人物もそこそこ多く、それぞれの話も割と細かく描かれ、不老不死や吸血鬼が多いので時系列もこんがらがったりしますが、その分、キャラに愛着も持ちやすいかと…。
絵もきれいで、イケメンや美人も多いです。
忍叔父さんとイギリス編のリリー様と師匠がホント良いキャラしてて好きです。
チートなヴァンパイアじゃなく、どこか人間臭いヴァンパイアが好きな私にはドストライクでした。
不老不死とか願う人は、この死ぬことのない苦しみに狂ったイザーク様やメアリーを見て、どう思うんでしょうね。私は不死じゃなくて良かったと思いました。
シリアスながら、あちこちにコミカルなやりとりが描かれ、特にチビメアリーがかわいくて、心が疲れずに読めました。
メアリーとマリア、ハイドラと“メアリー”、ブラッディ・アイと3人組、それぞれにとって幸せだと思える結末で良かったです。
書籍で買いたいと思います。
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ブラッディ+メアリー