2.0
すっごい端折って要約すると、
エピソード1は、現世イネットの禁じられた姉弟愛の話かと思わせるけど、実は読み進めると…
エピソード2からは、ヨハンの幼少期から始まり話の要となる黒幕の詳細がわかる。
『双子弟ヨハンの器』に入った悪魔イドリスが、前世で成せなかった最愛の前世ジオビネタ(←現世イネットと同じ名前)を囲うために塔は閉じ込めた…黒幕だったっていう展開〜。
つまり現世イネットの記憶が飛び飛びで、イドリス(ヨハン内の悪魔)の思うように洗脳されまるで恋に溺れたかのように操られた感じ。その違和感の点と点を結びつけて気づかせてくれたのが、たまに出てくる前世ジオビネタの意識と、あのイカれた爺様公爵(イネット再婚者)の息子、王子様(名前忘れたw)だった。
まぁ、海外の漫画だから、セリフも展開も大袈裟に悲劇化していて日本の漫画文化とは温度差ありますよね。好き嫌い分かれるかもです。
ディコメンの呪い=石棺は、そのイドリスの意志がヨハンの中に目覚めるまでの話の行程に必要だった道具にすぎない。
クレチマン(イドリスの父)は、前世で人間だったが、亡き妻を蘇らせるために研究した“禁術”を息子イドリスに教えたところ、恋に狂ったイドリスは前世ジオビネタ&ゼウス姉弟(←ディコメンの血筋)に使ってしまい怒り狂ったクレチマンが“ディコメンの呪い”となり現世に至っている。
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魔鬼
087話
魔鬼(87)