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コンセプトは良い…
日本代表にリアルストライカーが育たないのは、ハングリーさとエゴイストがない、出る杭は打たれる社会背景にあるから。目の付け所はとても良いんだが、いかんせん主人公が良いヤツすぎて、中途半端な印象です。
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日本代表にリアルストライカーが育たないのは、ハングリーさとエゴイストがない、出る杭は打たれる社会背景にあるから。目の付け所はとても良いんだが、いかんせん主人公が良いヤツすぎて、中途半端な印象です。
物語が進むに連れて、パーティーが変わるのがドラクエらしい。大魔王バーンに一度敗れて、再挑戦する流れもゲームのような展開だけど、当時も今読み返しても、自然な流れで読み進められます。
近所の公園でバレーをして遊ぶ小学生が増えたのは、間違いなくこのマンガの影響だと思う。主要な登場人物だけでなく、他校のライバルチームや烏野高校を卒業したバレー部OB、OGから町内会の応援団、果てはモブキャラまで一人ひとりの心情が丁寧に描かれていて、感情移入してしまう。青春期からプロの道に進む選手は一握りだけど、皆それぞれの人生を生きていく。自分にとってハイキューは、バレー漫画を超えて人生の指針となった作品です。
作者が女性ですが、男性から見ると女々しくて卑屈なのに、女に消極的に見えて積極的なところもあり、こじらせが過ぎるという印象です。女性側からみると、草食系に見せかけて実は肉食系で、肉体関係を持ちたいだけの中2病という意見もあります。作中に登場する女性はとても魅力的だし、藤本の恋愛だけでなく、仕事や人生への不安や葛藤が真に迫るし、感情の起伏が激しいところとか、10年以上前の作品ですがアラサー男性のリアルな葛藤がうまく描かれてます。自分は当時コミックスを飼って読んでたので当時を懐かしく思いつつ、現代はさらに格差は進んでるし、将来的に自分もどうなるのか、先が見えない中で苦しいけど、それでも前を向いて生きて行こうと思えるマンガだと思います。
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ブルーロック