みんなのレビューと感想「アケミちゃん」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

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中学の同級生同士で、イベサーでライプした子に訴えられて前科者となったクズと場末のスナックの息子が再開して関係を築いていく話。丸木戸さんにしては普通なんですが、それでもやっぱりラストはじーんとするよい読後感でした。エロはほぼなしです。

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二編収録されています。
一遍めは話事態は色々生々しいですが、実際の描写はほとんどありません。
二編めは、亡くなった双子の兄を好きだった同級生とその同級生を好きな弟のお話です。同級生はそっくりな弟を見るのが辛く、ほとんど関わることがありません。最後に兄の代わりと言ってキスしてもらいます。
弟も同級生も、前を向いて歩き始められると良いなと思います。
亡くなった兄がライバルは切なすぎて可哀想。

これは、ドラマ化希望です。ストーリーにかなりの満足度。どエロじゃないし、心情ドロドロしている部分多めなはずなのに、クドさが無いから、スルスルと一気読みさせられる。

うーん、これは意外にもむずかしいかも……評価がね。
好みがハッキリ別れる作品だと感じます。
よくいえばあと一歩。
悪くいえば物足りない。

納得

BL小説の応募原稿の制約に、官能シーンが必須とされている意味がこの作品によって納得できた。
現実的に考えるなら、同性同士のキスだけでも重要な意味があるのは理解出来るが、しかしこれは創作漫画であってドキュメンタリーではない。
しかもキスに至る衝動の、二人の内面も描ききれていない。
燃えもしなかったので、不完全燃焼ですらない。
着火以前の、落ち葉拾いで完結してしまっている。
まるでプロローグのようだった。

色気漂う作品

レトロな雰囲気漂う色気満載の作品でした。
前科持ちの攻めと故郷に囚われている受けが出会い共に過ごすことでそれぞれの人生に希望を持っていく話。
感動しました！