みんなのレビューと感想「赤線特区～娼夫の性域～」（ネタバレ非表示）

なんだかすっごく健気なんです

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特区という色街が存在する世界で、そこに逃げ込んできた峯村はそこでみつるという一人の男娼と知り合う。匿ってくれたお礼にと、もう一度みつるに会いに行く峯村だったが、みつるは全く自分のことを覚えていなかった。自分のことにも他人のことにも関心を示さずに諦めて生きているみつるが、とにかく健気で健気で……。峯村と幸せになってほしいと思いました。

攻めと受けの体格差がめちゃくちゃいい。受けの何事にも無関心だったけど、攻めと出会って人間味が出てくる感じが良かった。

表紙やタイトルのイメージから、もっと暗くて重いお話しかと思って読み始めましたが、どのキャラもいい人ばかりで安心して読めました。
みつるくんが人としての感覚を取り戻せて良かった。
ちはるさんも過去を清算して、前に進めてあたたかい気持ちになれました。

赤線に興味を持ちこの作品にたどり着きました。BLの赤線ですか！
発想が新しいですね！ちょっと先まで読んでみたくなりました。

話的に面白い設定なんでためし読みから始めました。まだ徐々に読んでるので全体的にはまだよくわかってない部分があるけど、エロいのは好きです。