みんなのレビューと感想「口にするにはギリギリ」（ネタバレ非表示）

絵がきれい

この作家さんの絵は独特で好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は好きです。2人とも不器用でかわいかったです。

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体感温度のスピンオフで、平松と年上上司の宮腰のお話です。前作ではあまり良い印象が持てなかった平松ですが、この作品を読んで好きになりました。

この作品を先に読み、その後『体感温度プラス』を読み、再度こちらを読み返したうえでの感想です。

最初平松は、恋愛も仕事もそつなくこなし、あまり本心を人に見せず利用する腹黒タイプだと思っていました。
なので、自分とは違う裏表のない分かりやすい宮越に惹かれたのかなと。

しかし『体感(略)』を読んだら意外にも恋愛には一途みたいだし、一見器用で狡くて腹黒そうに見えるだけで、気遣いの男性なのかなと。

ただ、七瀬と宮越があまりにもタイプが違うので、いつ宮越に恋したのかちょっとこちらも分かり辛かったです。

アイスを貰った時に、一目惚れではなく優しさとか気遣いに心を奪われたのかな？

ソフトBL

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対ノンケだから、慎重に落とさなければならないストーリーです。

とはいえ主人公(ノンケ)のお相手は頭の回転の早い策士だから、そういうのも楽しみの一貫ではないかな(*´ω｀*)

BL初心者の方が読んでも抵抗なく受け入れやすい作品ですね(*^▽^*)

ただ、逆にBL慣れしている人には物足りないかもしれません。

この作品、完結してるけど相手が恋に落ちたタイミングが分かりづらいかもです。
多分、アイスが起点だと思うんだけど、それ以前に主人公を知っていて惚れ込んでいたというイメージがあったので、何だか違和感がありました(；゜∀゜)

ストーリーは安定しているので、ぜひ☆