みんなのレビューと感想「愛とは夜に気付くもの」（ネタバレ非表示）

異国もの。

こんなに簡単に使用人に…って言う時代は、どこの国にもあったんだろうなぁ。
でも、こんな子はラッキーな方だろうなぁ。

きのう何食べたや大奥を読んだことがあり、こちらに来ました。本当にたくさんのジャンルを描ける作者さんなのですね。絵がとても美しいです。

コマ割が残念過ぎて美しい絵の魅力が台無しです。収録作品がほぼ同じ「執事の分際」が入荷しているので未読の方にはそちらをおすすめします。

きのうなに食べたと大奥が好きで、よしなが先生買いでこちらも読んでみたくなりました。時代もののようで、古さを感じますが、今後の展開が楽しみです。

貴族

もうね
設定がたまりません！
執事が成長して、そしてわがままなおぼっちゃまと…
なんか最初もじれったいのですが、途中から立場逆転というか…
キュンも満載でした。

びっくり！

びっくり！
ラブシーンが官能的です。
他の作品もBLではあるけどラブシーンはあまり出てこないので、全作品そんなテイストなんだと思っていました。

執事！

わがままな主人に従順で、しかもひたむきな愛情がこんなにもある…
本当に何度も読み返してしまうほど大好きな話です。

かなりびっくりしました。きのう何食べた？で初めてよしながふみ先生を知ったので、あっさりのほほん系のBL作家さんと思ってしまっていました。濃厚なラブシーンに圧倒。

貴族のお話

品のある絵柄が貴族社会の設定とも合ってて、私にとってはコレがよしなが作品デビューでした。ゲイにも貴族にも興味なかったし、読み終わった直後もふぅん。。と思った程度だったのに、あとからじわじわ、なん度も読み返したくなる、不思議なよしなが作品の魅力にとりつかれました。

まるでタイムスリップしたような気分になります。革命期のフランス、美しいアントワーノとクロードの切なくも情熱的なストーリー。ボーイズラブはあまり読みませんが、なぜかよしなが先生の作品はどれも深みがあって読めます