みんなのレビューと感想「ネネと異国の魔法使い 異世界に召喚されたと思ったら、なぜか仔猫として愛玩されてます(分冊版)」（ネタバレ非表示）

インテリアがまとも！な作家さんは希少

　作家さん買いです。この作品と他の２作品がそうだったですが、現代の一般的な建売より大きくバロックの壮大なお城より小さい「お屋敷」が舞台なのが、まず好み。TL男性主人公は「隠棲」してる人なのが好み（跡を継がずに性愛をとる）というもあり、すると適正規模の住まいとなってその建物が可愛い洋館というところがもー好み。私はファンタジーが好きなんですが、めちゃコミックマンガのヨーロッパっぽい異性界を舞台にしたファンタジーの多くが、面白い作品でも、ある点が変に思えて。外国（韓国？）の作品だけではなく日本の作家さんでも変なことが多いの。どこが変かといいうと、インテリア、献立、テーブルセッティング、プラワーアレンジメント。ファンタジーが好きな作家さんて、これらにかなりこだわりのある人が多いはずなのに⋯翻訳小説や翻訳のテレビシリーズなどをよく見てて。一度1980年ごろに少女マンガの先生がたがそれぞれお好きな外国や日本の時代に詳しくなり、こういう点のレベルがすごく高くなったのだけど。現代では、50年前より作家さんが大切にされず、勉強できるだけの余裕がないのかもしれないし、細かいところは目をつぶって読んでいた中で、やっとちゃんとしてる先生が見つかったというのがtsugumi先生。
　以上がtsugumi先生の作品全体の感想で、この作品のどこが好きかというと、男性キャラの髪型。私は二次元男性は、金髪（モノクロの時ベタ塗りされてない白い髪）・くせ毛・長髪が好きなんだ。王子様の服装の流行がナポレオン戦争期〜現行の礼装時の軍服のアレンジになってて、すると髪は短髪の方が服に合うし、長髪男性キャラが今、少ないのね。筋肉量も、モリモリの人も造形的には美しいと思うけどそれをそこまでセクシーとは思わないほうなので、tsugumi先生の描かれる男性ぐらいの体型でいいし。

カラー版で読みたかったです。
絵が可愛くて好きでした。
内容も楽しみでしかたなかったです。
続きが気になります。