みんなのレビューと感想「[小説]王太子殿下は純な騎士姫を手放せない」(ネタバレ非表示)

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2.0
非常に残念…
この作家さんの『あなたが欲しい』がすごく好きで、完成度も高く何度も読み返しているのですが、残念ながら同作家でそれを越える作品に出会えていません。
本作は特に、完成度が低く感じました。。(☆1にするとレビューが消されるので2にしておきます)
ヒロインは、幼少の頃のエピソードを読むと聡明なのに、騎士姫になってからは真っ直ぐすぎるし臨機応変さもなく推察もできず、バカなのかな?と思ってしまいます。こんな人が大国の王妃で大丈夫なのか…?
そして、変装したヒーローと関係を持ってしまうことについて、公爵家で次期王妃として育てられてきた身持ちの固いはずのヒロインも、ヒーロー自身も何の葛藤もなく、正体を暴露する流れも、なんとなーくな流れのまま、ものすごくお粗末でした。
また、たとえヒーローやヒロインを助けるような善行でも上下関係を越える行為は罰せられるなどという前置きがあるにも関わらず、黒幕との直接の対談で、王太子であるヒーローを差し置いてヒロインが開口一番に話し始めるなども違和感がありましたし、そもそも黒幕のキャラ設定や、なぜその行為に及んだかも納得感がまったくなく、モヤモヤ。
何が言いたいのか分かりにくいセリフや文章も散見されますし、構成もキャラ設定もすべてがとても残念でした。by 匿名希望-
3
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