【ネタバレあり】少女 新装版のレビューと感想(2ページ目)
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うーん
原作読んでる人にとってはいまいち!
まぁ漫画だからかな?と思えばしょうがないのかな
でも、もっと違った表現とかあったはず
物語の少女っていう女子高生が抱える悩み友情を死をきっかけに繋がる話。
でも、死っていうのはあくまでも物語を繋げるだけのものであって話の中心は女子高生である主人公二人の友情の話。そして、因果応報。悪いことは必ず自分に返ってくるってのが題材でそれらはどこにでも身近に潜んでて何気なく過ぎてることが怖いとも感じる話。
この二人の友情に牧瀬がいい奴過ぎたり詩織がちょこっと出て来たぐらいで
主人公二人が死をきっかけに物語が動き出すのはおかしい。
牧瀬が有名高校に通ってるのにただの馬鹿でそれなのに本人はまるで気付かず人の死をきっかけに変わっただの自慢話にし
転校生の詩織が上から自殺したの友達というエピソードを持ってる自慢話をする
こういう人物達が描かれてないと
プライドの高いゆきが下だと思ってる奴らにそれだけの経験があるのが許せない
それに惹かれるゆきを見てゆきより先に経験したい敦子
そして、それぞれ人の死を見てみようと行動しだす!にどうも繋がりきれてない気がする。一番重要なとこ!要は主人公達の性格でさえまるっきり無視で原作で大きく表現された部分だけ繋げてるって感じ。(そこは冒頭の漫画だからしょうがないに繋がるんだが)
これならまだ映画の方が忠実に原作に近いし世界観も伝わりやすいかな。by あゆたん(´・ω・`)- 2
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5.0
たかが少女コミック
ポイントがだいぶ余っていたので、たかが少女コミックとナメてかかったけど、バードで重たい物語で正直驚きました。
女子高生も大人も幼い子どもも持っている心の闇が丁寧に描かれいるだけでなく、そこから這い上がる場面もあって読み応えありあり。
現代社会の闇にも繋がるアイテムの在り方も考えさせられます。by いなぶ- 1
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5.0
さすが岩下先生
表紙絵と、中身にはだいぶ絵の雰囲気が違ってきてはいます。
でも、さすが「人の〝機微〟を描きたい」なんてかっこいい事おっしゃる上、見事に体現しちゃう岩下先生。
原作が原作なだけに、シリアスで人間のぐちゃぐちゃした部分にスポットライトが当たるのでそれが苦手な方には受け付けないものになってしまうかも。
でも、だからこそ人間のある種美しさというか、光る部分みたいなのがより一層引き立っていて心に突き刺さります。
岩下先生のすごいところは、人間の汚いとこもちゃんと丁寧に、そして包み隠さず人を描くから人間の綺麗で強い部分がみずみずしいくらい読者側に鮮烈に響いてくるところ。
読み進めるのはなかなかかもしれませんが、読後は必ず救われます。
他の漫画作品にはないものを感じられるはず、おすすめです。by n.eco- 18
1.0